2013年1月12日土曜日


Evernoteによる事象の記録、保存についての便利な使い方をいくつか紹介してきたが、これもその一つです。自分の作成したメモや、Web記事のクリップ保存法はすでにふれた通りですが、毎日のメールのやり取りの中で、これは是非保存しておきたい、情報として仲間と共有したい、BLOG記事の資料として使いたいものなどあれば、メールそのままの形でEvernoteの自分のサイトにそれをメール、ノート保存してしまうという手があります。

そのメールの内容はそのままの形でEvernoteに保存されますから、それをそのまま保存すりなり、さまざまな形での再加工、再編集は可能です。さらにそのメールのURLを得てそれをBLOG、Twitter、Facebookなどで記事のタネにしてもいいし、そのまま転載、公開という形をとることもできす。

Evernoteのデスクトップ用ソフトをダウンロードし、サインインすると、自分用のメールアドレスが発行されます。メールの中身をそのまま記録したり、再編集用としてノート保存したい時にそのアドレス宛にそのメールを転送してやればいいわけです。すると、そのメールのままの形でEvernote上に、そのノートができてしまいます。

これは超便利、メールの転送は、メールソフト上で行うことはもちろん可能ですが、あらゆる情報処理、データ処理保管はEvernote上で行うと決めてやるのも一方でしょう。後ノート、タグなどをうまく使うことで後ほどの検索も容易となります。

一例として、昨日着いた首相官邸のメルマガを、Evernoteに転送し、これを保管すると共に共有するということをやってみました。

ちなみに、こうしたメルマガなるものたしか小泉内閣の時、副官房長官の安倍さんなどが始めたものだと記憶していますが、その当時は、それを読者、国民側から配信を申し込んだものでした。最近のそれを申し込んだ覚えはないのですが、最近ではこうした仕組みはFacebook、Twitterなどとともにフルの活用されているようです。こうしたネットの仕組みを選挙で上手く活用したことが、安倍自民党の圧倒的勝利の一因ともされているのもむべなるかなと改めて思いました。

Evernoteでメールノートを作る手順:

・Evernoteのデスクトップ用ソフトをインストールする。
・Evernoteにサインインする。
・Evernote「メインメニュ」→「ツール」→アカウント情報と辿り、メールアド レスを入手。(図1)
・Evernoteからメールしノートを作成するめールアドレスを教えてくれる。
・そのアドレスに保存したいメール内容を転送してやればいい
・メールと同じ内容のノートがEvernoteに作成され、保存されます。(図2)
・そのURL提示で公開、共有は簡単。

tad

関係記事:

メールでEvernoteを作成:blog 

首相官邸からのメルマガ:evernote

メール内容をEvernoteに保存、公開する:PC389


Evernoteによる事象の記録、保存についての便利な使い方をいくつか紹介してきたが、これもその一つです。自分の作成したメモや、Web記事のクリップ保存法はすでにふれた通りですが、毎日のメールのやり取りの中で、これは是非保存しておきたい、情報として仲間と共有したい、BLOG記事の資料として使いたいものなどあれば、メールそのままの形でEvernoteの自分のサイトにそれをメール、ノート保存してしまうという手があります。

そのメールの内容はそのままの形でEvernoteに保存されますから、それをそのまま保存すりなり、さまざまな形での再加工、再編集は可能です。さらにそのメールのURLを得てそれをBLOG、Twitter、Facebookなどで記事のタネにしてもいいし、そのまま転載、公開という形をとることもできす。

Evernoteのデスクトップ用ソフトをダウンロードし、サインインすると、自分用のメールアドレスが発行されます。メールの中身をそのまま記録したり、再編集用としてノート保存したい時にそのアドレス宛にそのメールを転送してやればいいわけです。すると、そのメールのままの形でEvernote上に、そのノートができてしまいます。

これは超便利、メールの転送は、メールソフト上で行うことはもちろん可能ですが、あらゆる情報処理、データ処理保管はEvernote上で行うと決めてやるのも一方でしょう。後ノート、タグなどをうまく使うことで後ほどの検索も容易となります。

一例として、昨日着いた首相官邸のメルマガを、Evernoteに転送し、これを保管すると共に共有するということをやってみました。

ちなみに、こうしたメルマガなるものたしか小泉内閣の時、副官房長官の安倍さんなどが始めたものだと記憶していますが、その当時は、それを読者、国民側から配信を申し込んだものでした。最近のそれを申し込んだ覚えはないのですが、最近ではこうした仕組みはFacebook、Twitterなどとともにフルの活用されているようです。こうしたネットの仕組みを選挙で上手く活用したことが、安倍自民党の圧倒的勝利の一因ともされているのもむべなるかなと改めて思いました。

Evernoteでメールノートを作る手順:

・Evernoteのデスクトップ用ソフトをインストールする。
・Evernoteにサインインする。
・Evernote「メインメニュ」→「ツール」→アカウント情報と辿り、メールアド レスを入手。(図1)
・Evernoteからメールしノートを作成するめールアドレスを教えてくれる。
・そのアドレスに保存したいメール内容を転送してやればいい
・メールと同じ内容のノートがEvernoteに作成され、保存されます。(図2)
・そのURL提示で公開、共有は簡単。

tad

関係記事:

メールでEvernoteを作成:blog

首相官邸からのメルマガ:evernote
https://www.evernote.com/shard/s46/sh/b7b6ae93-aedc-4691-b092-189aa23c6e8e/8bf3473576538cdb395d4c6c9f880854?noteKey=8bf3473576538cdb395d4c6c9f880854&noteGuid=b7b6ae93-aedc-4691-b092-189aa23c6e8e

2013年1月11日金曜日

世界初の両面ディスプレイ搭載Ultrabook「TAICHI」:PC388


ASUSによる世界初の両面ディスプレイUltrabookが「ASUS TAICHI」が発表された。(画1)通常のノートPCの天板にあたる部分に、2枚目のディスプレイを搭載している。通常のノートPCとしてはもちろん、ディスプレイを閉じた状態ではタブレットPCとしても利用できる。

ASUS TAICHIのスペックは以下の通り。詳細な仕様はASUSのWebサイトで参照出来る。

・CPU Intel Core i7-3517U 1.9GHz
・メモリー 4Gバイト
・ストレージ 256GバイトSSD(SanDisk SD5SE2256G1002E)
・GPU Intel HD Graphics 4000
・ディスプレイ 11.6インチIPS液晶×2(1920×1080ドット)
・OS Windows 8(64ビット)
・市場価格12万円前後

総合的コメント:

・スペックを総合的に判断すると、現在市場に出ている数多くの競合品と比べても価格的 には割安、お買い得感がある。

・普通のPCとして使え、しかも閉じた状況では両面デイスプレであるので、そのままタ ブレットPCとして使えるというのがユニーク、機能的にはシンプル、いわゆるコンパ チ機として使う条件を 満たしているのではないか。従来のASUSの画面、キーボ ード切り離しタイプの機種は今後どうなるのかにも着目しておきたい。

・CPUは IntelCore i71.9GHzというから最高レベルのものだ。

・メモリー4Gバイトはやや不満、8G欲しいところ。

・ストレージが一般的なハードデイスクでなく、256GのSSDというのは最高、
 これでメモリー4Gというのを十分カバーできそうだ。

・ディスプレイ 11.6インチサイズは市場の競合品と同じもの。携帯性を少々犠牲
 にしても、閲覧性という点ではもっと大きいサイズ13ー15インチ位が欲しいという 向きも多いはず。より大きいサイズの機種発売予定はあるようだ。

この機種買いかどうか:

・現在登場している国産、外国産のPC、タブレット両用コンパチ機の中から選ぶとした ら、コストパーフォマンスからいえば、LenoboのYoga13(こちらはすでに 13インチサイズ)か、このASUS TAICHI(こちらは11インチ)かになる のではないか。

・より大きい13ー15インチサイズが欲しい向きには、ASUSのそれをもう少し待つ のも、選択肢ではないか。

まとめ:

上記二つのものを含めてWindows8のウルトラブックコンパチ機の購入はもう少 し様子を見たい、見た方がいいいうことではないか。これからまだまだ上記二社に加えて、コストパーフォマンス、使い勝手のいい製品が登場する予感もある。

tad

関係記事:

デュアルスクリーン搭載Ultrabook「TAICHI」:yomiuri
世界初の両面ディスプレイUltrabook「ASUS TAICHI」:nikkeibp
IntelCore i71とは:intel 
SSDとは:flashSSD





2013年1月10日木曜日

スポーツと体育


大阪の高校での事件で、ツイッターなど見ていても問題の焦点が、体罰の是非に集中していた。たまに体罰容認論もあるが、圧倒的に体罰否定論だ。体罰はいけないが学校教育現場で授業の進行を妨げるようなことを繰り返し、いくら注意しても聞かない生徒がいれば、先生が教室から追い出す位のことをやって当然という意見などについては、そうだそうだということもある。体罰はいけないが、学級崩壊を伴うような生徒がいればそれをやめさせるためのそうした強制的アクションが必要なことを論じているなど、そうした議論はすべて不要だとか、無用だということではない。

この事件一つ見て、体罰行為を肯定か否定かなど議論をすることにはほとんで意味がない。観点を変えて言うなら、むしろそれは教育ということの永遠のてテーマなのではないか。かってあの有名な戸塚ヨットスクールの生徒死亡事件があった。スクール生を死に至らしめた行為自体有罪となったが、その方法論がある意味成功というか、弱者救済のために必要であるという論自体は結構存在していた。今でも存在していることは事実ではないか。永遠のテーマなどというのは大げさだが、要するに人間社会の教育論の本質に係わる問題なのであろう。

そんな中NHKの番組でスポーツ評論家の玉木正之氏の一連の発言は面白かったというか、私はこれが一つ今回の事件の本質論ではないかと思った。玉木氏の主張は、今回の事件の根幹はそもそも体育とスポーツを取り違えている、混同しているところにあるということだ。学校で教えているのは体育であって、スポーツではないということだ。それをスポーツとして教えるのであれば、そんな体罰などしている暇はないはずだ、とも主張されている。いや、それをスポーツとして教えるのならそんな体罰など必要はないという趣旨なのだ。全く同感である。

私は長年趣味としてテニスを楽しんできたが、3年位前から卓球を始めた。これが、面白くてたまらない。いろいろな打法、技能を練習し上達していくことがたまらなく面白いし、楽しいのだ。ゲーム、試合など殆どやらないし、やりたくもない。おなじ卓球をやっている人で、まだ基本的な技も身についてないのにゲームばかりやりたがる人がいる。そんなレベルで勝った負けたなどどちらにどう転んでもたいしたことがないのだ。にも関わらずやたら試合をやりたがるのだ。そして勝った敗けたにやたらこだわるのである。さかんにそうした大会に出たがるのだ。

いや、それを悪いということではない。もちろんそれが一つそれを楽しむ方法であればそれはそれでいい。ただどうしてそんな低レベルの試合をやって一体どこが面白いのかと思うのだ。そんなことより汗をたっぷり掻いて、ラリーを続けることの方がはるかに楽しいはずだ。その技能を突き詰めていく中で、レベルの向上があり、それを確かめるためにゲームをやりたいのであれば。それは結構、大いにやったらいいだろう。

ただそうではなのだ。それが部活だクラブだとなると途端にあちこちの試合に出て勝つことが最重要の目的になってしまうのである。学校での部活となるとそれが、勝つためのしごき、罵倒、監視、いじめ、そして体罰につながってしまう。そうしないと部活が成り立たないと指導者は考える。いやそれがその部活の目的になるのだ。

そうではないだろう。それが運動競技であれば、それをやることの楽しさ、面白さ、奥の深さを、実践を通じて教えてやればいいのだ。その中からそのスポーツの奥技を深めたい、一流になりたい、全国大会で優勝したい、オリンピックにも出たいという選手が出てくるかもしれない。そうした選手はその専門教育をしてくれる専門大学に進むかもしれないし、クラブチームに入るかもしれない。一流の選手はそういう形で育って行く。それでいいではないか。

今回の事件もそうだが、学校部活となると話が違ってくることが多い。スポーツ本来の楽しさ、おもしろさを教えるというより、学校のため、その名誉のために戦うというパターンになってしなるのがおかしい。スポーツを科学的に分析して上達のためのアプローチをするというより、精神論根性論が優先するのである。それに耐えられないものに体罰が与えられるということになる。

専門クラブまたは選任コーチの指導はあくまで合理的であり科学的なのだ。そこに体罰など入る余地必要性など全くない。

玉木氏はそのことを指摘されたのだ。、体育とスポーツは違う、と。スポーツのおもしろさと競争の厳しさをしれば体罰などやっている暇はないし、その必要性もない。そうだと思う。

昨日のNHK、夜時半のクローズアップ現代でサッカーの川島選手とフェンシングの選手が、それぞれの基礎体力を鍛えるために自ら料理をしたり、管理栄養士の指導を受けたりする食育には励んでいることを紹介していた。それぞれの分野のスポーツで一流を目指すなら、自ら体力作りに励みながら技を磨いていくことが必要なのだ。

体罰が必要か、許されるかなんて議論自体殆ど意味がない。そもそも学校の部活は一体なんのためにある、その目的はなんのためかという議論自体がもっとなされるべきなのだ。玉木氏がおっしゃるようにそこでの県大会で優勝するなんて事自体たいしたことはないのだ。

そこで教えるべきことはそのスポーツの面白さ楽しさ、奥の深さであって、そんなちゃちな勝ち負けのことでない。それは特にスポーツに限らない。あらゆる部活、音楽ほか芸術クラブ活動などについても言えることであろう。

tad

関係記事:

高校生自殺 説明会で保護者から批判::NHK
玉木正之:wikipedia

2013年1月9日水曜日

ユニバーサル・シリアル・バス2.0と3.0:PC387


「USB3.0とは、現在幅広く普及しているUSB2.0の後継として策定されたUSBインターフェース規格のこと。データ転送速度はUSB2.0より約10倍速く、給電能力もパワーアップしている。USB3.0のデータ転送速度は最大5.0Gbps。USB2.0の最大データ転送速度は480Mbpsなので、約10倍速い。ただし、これは理論上の最大速度で、実際の速度は接続機器(外付けハードディスクなど)の能力により決まってくる。

USB3.0の給電能力は900mA。USB2.0は500mAだったので約1.8倍上がっている。USB2.0では動作しない、あるいは安定して動作させるのが難しかった大きな電力が必要な周辺機器でも、USBバスパワーだけで駆動できるようになる。」nikkeibp 2011年3月30日

去年の春夏モデルのパソコンを買ったパソコンクラブの会員の方から、こんな質問を受けたことがある。ノートパソコンの左右両サイド、場合によっては背面にUSBインターフェースが三つ四つついているのだが、よく見ると従来のものとちがって、なにか青い色の接点が見えるUSBポートがある。これは一体なんだということだった。(図1)私自身クラブの時持参して行くXpのノートパソコンはもちろん、他のクラブ員の殆どの方のパソコンにはそんなものはついていない。

そこでそれが、上記日経トレンド誌が解説している新しい高速化したUSBの規格3.0のそれであることは説明したのだ。しかし、当のご本人はいまいち釈然とされていなかったようだ。それは無理もない、高速化のためだ、と言われても、例えば従来タイプの外付けのハードデイスクを従来の2.0のポート、そしてこの3.0のポートからパソコンにつないでもさして大きな違いを感じなかっただろうと思われるからだ。

これについてはハードデスクに限らず、他の周辺機器も同じことだろう。それがハードデイスクでなく、SSDのような記憶媒体でしかも、作業内容が、大容量大量の写真移送であったり、長編の動画の移送ということになると話は別だ。その移送作業に関して、USB2.0のポートを使うのと、USB3.0のポートを使うのではそこには雲泥の差があるに違いない。私自身その経験がない。自分が今使っているパソコン、周辺機器自体そうした高速化機能が未だ備わっていないからである。

これから購入予定のパソコンは基本的にはWindows8になるだろうが、それは昨年春夏タイプの例えばウルトラブックものであり、Windows8の各種高速機能版が欲しいのは当然のことだ。

それはCPUの性能、大メモリー容量、ハードデイスクに代わるSSDなどがその検討の中心になろうが、も一つ、USBに関してはこの新規格のUSB3.0になっているかどいうかが一つ大きなチェックポイントになることは間違いのない。

Windows8の登場でWindowsパソコンも一層より大きな変貌を遂げつつあるが、このUSB3.0の登場が一つパソコン高速化のために一つ大きな役割を果たしているということだ。このUSB3.0、高速化とともに供電という機能も大幅に改善していることがある。そのお陰で、パソコン・周辺機器への電気の供給がパソコンハード環境に大きな変化をもたらすであろうことも合わせて、説明を加えておきたい。

tad





2013年1月8日火曜日

Twitter全ツイートダウンロード機能:PC386


「米Twitterは現地時間2012年12月19日、過去に投稿したツイートすべてをダウンロードできる機能の提供を開始したことを正式に発表した。最初のツイートから、リツイートも含めてすべてをアーカイブして取得できる。

同機能は、数日前からごく一部のユーザーを対象にテストを実施していたことを、複数の米メディアが報じていた(関連記事:Twitterが全ツイートのダウンロード機能をテスト、米メディアの報道)。入手したアーカイブは、Twitterサイトと同様のインタフェースで表示し、月別に閲覧できるほか、語句、ハッシュタグ、ユーザー名で検索することも可能。月ごとのツイート量を視覚化したデータも表示される。」nikkei 2012年12月20日

この記事を読んでいて、一瞬、あれ? と思った。私自身日頃Twitter自体にはあまり力を入れていない、というか時間を取っていない。たしかに、Twitter自体がソーシャルメディアとして、BLOGや、SNS(Facebook)などと違うメリット、利点がいろいろあることは理解している。ただやはり、総合的には、自分の好みということもあって、日頃考えていることについてはこれを日記風にまとめ、その記録を時系列で保存、記録していけるいう点でがBLOGに勝るものはないと思っている。その目的のためにも今の自分はソーシャルメディアとしてのBLOGを中心にしているわけだ。

現状ではBLOGに殆どの時間をさき、そこで書いたことを補足的にFacebookやTwitterにも流しているという程度なのである。

そんな中、このニュースを読んだ時の冒頭の感想に話は戻る。いやTwitterで過去の全ツイートがダウンロードできるようになるというのだ。それが出来たらたしかにさまざまなメリットがあるだろうことは分かる。

私の場合元々BLOG(Yahoo)をずっとやっているが、その内容は全て時系列で保存されている。たしか2007年位からのものが全部保存され、いつでもその原文を読むことができる。その当該記事につけられたコメントももちろんその当時のもののまま見れるのだ。

あれなんだ、Twitterの方はそんな機能すらなかったのかと思ったが、そのことで同時にもう一つこのことで思い出したことがある。あれ? Twitterには、Twiloghttp://twilog.org/(図1)なる機能があったはずだ。もう二、三年も前からあったフリーのサービスで、私も人から教えてもらってインストールした覚えがある。これはなかなかいいもので、Twitterの内容をすべて、BLOG風に保存し、閲覧できるようにしてくれるものだった。

しばらくチェックしていなかったが、あれどうなったかと久しぶりにそれを呼び出し、サインインしてみた。いやはや、すばらしい、過去三年間位のツイートの記録が全部時系列、BLOGで残されていた。閲覧も極めて簡単なのだ。(図2)

あれ?これがあったら、どうして改めてTwitter全記録のダウンロードなど必要があるのか意味がわからなくなったわけである。

そのこと自体にケチをつけているのではない。Twitterをやっている方は当然このTwilogの存在をご存知だと思っていたが、もしご存知なかった方は是非これを使われたらいいということをお伝えしたかったことが一つある。

もう一つは、Twitterというものの存在意味、それを使う意味ももちろんわかるが、そういう意味では今流行り、時代の最先端を行くとされるTwitterや、Facebookに比べても、BLOGというものの存在価値がもっと再認識されていいのではないか、思ったことである。

BLOG派の方々のコメントをお願いする次第です。

tad

関係記事:

Twitterが全ツイートのダウンロード機能を提供開始、英語版から少しずつ:nikkei http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121220/445621/
Twilog、Twitterのツイート(つぶやき)をブログ形式で保存するサービス:twilog

2013年1月7日月曜日

Googleは信頼できる検索エンジンか:PC385


「米連邦取引委員会(FTC)は1月3日(現地時間)、米Googleがビジネス慣行の変更などの条件を含む同意命令に合意したため、同社に対する複数の独禁法調査を終了すると発表した。

Google検索結果が不平等であるかどうかという点については、Googleは検索アルゴリズムの修正を求められる可能性があったが、FTCがGoogleは独禁法を侵害していないという結論に達したため、Googleはアルゴリズムの修正を免れた。」itmedia 1月3日

Googleは「検索」に関しては米国では市場の2/3を占め、世界的にもほぼNo1の地位を占めている。日本では未だにYahoo!JapanがシエアNo1のようだが、そもそもそのYahooJapan自体、検索関係ではGoogleと技術提携をしていると理解している。私自身、かっては検索エンジンとしてはYahooを使っていたが、ここ数年は主にGoogleを使っていて、その使用感、満足感は極めて高いものがある。

別に世界的だから使い始めたわけでない、それはそれなりの理由があってのことだと思い使い始めたが、実際に使ってみて、「検索」のスピード、正確性、使いやすさ、事案重要性に関する優先度の設定、明らかに異常なもの、劣悪なものの排除性ということに関しては高い評価を与えていいのではないかと思い、使い続けている状況だ。

いいも悪いもない、毎日、毎日、三度のめしと同じように、Internetの中から必要なニュース、事実関係、さまざまな観点を調べてみよう、検索してみようとする中で、Googleが欠かせないものになったことは事実だ。

それがネット利用者、愛好者の圧倒的支持を得るのは当然のことではないのか。ネットユーザとは、そもそも情報処理、提供ということに関してはうるさい、というか、それぞれ自分なりの使い方を確立し、それについて自分なりの意見、見解、価値観を持つ人が多いものだ。新聞、TV、ほかソシアルメディアの選択についても、それぞれなんらかの明確な選定基準を持っている。Internetの検索ということに関して、数あるエンジンの中からGoogleを選択したのは、名前がGoogleだからでなく、それがエンジンとして優れているからなのだ。

もちろんそうは言っても、何もそのサービス内容について必ずしも全面的な支持を与えているわけではない。それぞれの立場からさまざまな不満な点、改善して欲しい点について意見、見解も持っていることも事実だ。そして「検索」を含めてさまざまなGoogleについてはそのネットサービスについて総合的な評価をしているのだろう。私もその一人であってそれ以上でもなければ以下でもない。

そしてこの訴訟問題ニュース、Googleがその独占的な地位を利用して、特定のユーザー、広告主へ有利なような検索結果を出すよう、アルゴリズムで操作しているかどうかということだ。そのことに関してFTCの最終判断が判断が出た。結果は冒頭関連記事の通りである。それが訴訟を起こした側、競争相手のマイクロソフト社、そしてEUなどにとっては不満な結果であったことには違いない。

FTCはまさにこの問題、独占の法的問題、係争に関するプロフェショナル、総合的判断としては一部、Googleに対し自主的改善を求めたことはあったものの、一番肝心な検索のアルゴリズムに関しては、修正の必要なしと結論したのだ。

いや、正直、そもそもそれを訴えた競争会社、MSなどの主張の中身はよくわからないところがある。彼らには彼らの言い分があるのだろうが、私などは一消費者、ユーザにはその中身はよくわからないのだ。しかし、結果としてはそうした法律問題のプロ中のプロFTCがそう判断したのだから、そうなんだろうと思うしないのである。

その訴訟を起こした側の言い分はともかく、一ユーザとして、Google検索エンジンが、なにか意図的に、恣意的に検索結果を曲げ、なんらかの目的に沿うようその結果を出すように、検索のロジックを組んでいるなどと感じたことは一度もない。そもそも独占禁止法なるものが存在する最大の理由は一部ではなく、多くの一般ユーザにとって実害を伴うような明白な誘導とか、意図的に歪められた検索結果を提供しているのかどうかということだ。一ユーザの観点からは、そんなことは感じたことは一度もないとしか言いようがない。

この問題の決着、いずれEUほか世界にも波及するのだろう。EUなど、こっちは、話が違うぞ、と手ぐすね引いて待っているようにも報じられているが、ニューアンスの違いはあってもその結論は同じではないかと予想できる。というのも、検索という作業自体、だれがそれをどう構築しようと、それはロジックの世界そのものの範疇であって、それに関するロジック、アリゴリズムが、EUとアメリカではどう違うというのだろうか。世界の国によって、同じ事象に関して、YES、NO、AND、ORの意味が違うとでも言うのかである。

いや確かにそれはありうる。そういう意味では、まさにどこのかの国のように、YESはNO、NOはYESのだというロジックを展開しかねない監視体制が存在する場合もある。そんな体制下での検索エンジンなどその名前を聞いただけで信頼できないものもありそうだ。

今朝のBLOGタイトル「Googleは信頼できる検索エンジンか」の答えは明白であろう。「信頼できる」と言う言葉、いかにも追従的に聞こえるなら、それを「使える」という言葉に置換えても答えは同じだ。問題はそもそも独占的であるから良い悪いではない。それを決めるのは業界の利害関係とは無関係の一般消費者、ユーザのニーズに応えているかどうなのだ。

早い話、例えば本件、このGoogle訴訟に関するニュース、BLOGなどについてGoogle検索を使って検索してみたらいい。ただ事実関係を報道するもの、Googleの立場を擁護するもの、その逆のものいろいろ出てくる。Google検索だからといって、特にGoogle側にとって有利なもの、好意的なものだけが出て来るかというともちろんそうではない。Google批判のBLOG記事、Google批判を展開するMS社の言い分もちゃんと出てくるのである。

それはその筈だ。検索エンジンそのものが、それを一体どういうアルゴリズムでそんなコントロールできるというのであろうか。

tad

関係記事:
GoogleとFTCが和解 アルゴリズム変更は不要 :itmedia
消費者が選択肢よりスピードを重視する限り、Googleはモノポリーではない:BLOG