2013年7月2日火曜日

Windows8.1が3Dプリンターに対応:PC488

今朝のBLOG


ハイパーリンクを沢山張らなければならないので今朝は
このような形にさせていただきました。

tad

2013年7月1日月曜日

同性婚、賛否両論渦巻く国際社会

【「支持派の勝利」「神が泣いている」

米連邦最高裁が結婚防衛法を違憲とした判決を受けて、米メディアは「同性婚支持派の勝利」と大々的に報じている。オバマ大統領も判決を歓迎する声明を発表したものの、キリスト教右派の影響や保守色が強い地域では依然として反対派の勢力が根強い。

共和党のベイナー下院議長は「失望した。各州政府が同性婚を明確に禁じることを期待したい」と否定的見解を表明した。

米国では人工中絶や銃規制と同様、同性婚問題は宗教や思想信条に関わることから、保守・リベラル系の間で見解が対立している。】産経新聞
6月28日

最高裁判事の判定は5対4でぎりぎり同性婚支持派の勝利だった。アメリカの世論調査では、国民の55%が支持、残りは反対とまさに国論を二分している状況である。この最高裁判決に関し、マスコミは事実関係報道が中心なのだろうが、総体的には肯定的、歓迎ムード的なの報道スタンスが多いようだ。

フランスでに同性婚を認める方向で進んでいるそうだが、やはりこの国でもカソリックキリスト教徒を中心に根強い反対が存在するようだ。アメリカフランスだけではない、この問題、世界中の国々で同じように国論を二分した論争を展開している。

日本ではどうなのだろうか。TV新聞ともこのニュース、報道はしているものの、さほどおおきな取扱いではないようだ。ただ事実関係を報道しているだけで、この問題について社会的、文化的、政治的、そしてその宗教的意味について考えさせるような解説などもこれまどのところ一切見た覚えがない。どのマスコミが、これについて社説、二ユース解説などで、ことの是非について論じているだろうか。今のところそうしたものにはあまりお目にかかった覚えがない。

そもそも最高裁判事の判定が僅差であったことで、この問題いかに微妙な問題かがわかる。私が一連の報道の中で少し疑問に思ったのは、オバマ大統領自身が最高裁判決前に、同性婚容認のスタンスを明らかにしていたことだ。オバマ大統領自身それを表明する当たって相当悩んだに違いないのだが、結果的には同性婚支持、どうもそのこと自体宗教的、倫理的な立場というより、著しく政治的判断の要素が強いように感じられた。

どこの国でもそうだが、政治家、企業家を含めてこういう問題になるとややもするとその判断基準が政治的、社会的、法的なことに傾いてしまうようだ。いやそれでいいのだが、それが国民の基本的人権問題に関る問題だと言われるとそうならざるをえない。それは自分が信じる宗教、その神の教えでは、そのこと自体、この世に生を受けた人間の行為として許されざることとは言えないのである。しかし、この問題宗教論より、倫理・道徳論をもっと前面に出してもいい問題ではないのか。

こういういきさつを見ているとアメリカ人の6割だか、7割だかが神の存在を認めている信じているということなど全くうそだということがよくわかる。というのも私の理解ではそれがカソリックであり、カソリック以外のプロテストタント系の教派であれ、基本的は結婚とは男女間の行為であって、同性婚などというものを根本的に否定するのは極めて当然のことのはずだ。

私自身はキリスト教徒ではない、しかしそもそもそれがいかなる宗教であれ、その神はこの世において神が男と女というものを作られ、その婚姻という形で家庭を作ることが社会形成の基本であることを教えているはずなのだ。いかなる宗教であれ、同性婚などというものを認めるはずがないのである。このニュース、数ある報道の中で産経新聞のそれを引用したのは記事冒頭に、「神が泣いている」の引用があったからだ。その神とは別にキリスト教に限らない、まさにあらゆる神のことではないのか。

私自身はキリスト教徒でもないし、ひよっとして仏教徒でもない。しかし、要するにこの世に男女という二つの性が存在することの意味、宗教的意味、人類歴史的意味について根本的は疑問など持ったことはもない。第一それは人間という生物に限ったことでないのだ。地球上存在するあらゆる動物、そして生物の存在は両性の存在ということで成り立っていることなど疑ってみるまでもないことだ。

人類を含めてこの世には必ず両性あること、その婚姻と言う形で生物が生を受け、営々とその種を受け継いでいくことで、その存在を維持していることなど疑ったこともない。それが人間がこの世で生を受けていることの価値であり、それを守ること自体が道徳倫理のベースであると言っていい。

最高裁の判決の後で、カリフォルニヤ州のある裁判所の前に現れた同性のカップルが、婚姻を宣言するため行った行為を見て、私は大きな違和感にとらわれた。そんな私は偏見のかたまり人間なのだろうか。

いやそうした人たちの社会的権利をどう認めるかどうかの問題は、もっと別の次元で論じてもいいのではないか。それはあくまで結婚などというものでないことは明白ではないのか。

それに反対を唱える派の人たちが、結婚というのは異性間のものだからこそ新しい命を生み、育てられるのだという至極当然の言い分がある。それに対してであろう、引用記事の中にもあるが、ABC・TVニュースで、キャスターが、「数多くの同性婚のカップルも、子供の養育に参加しています」と語っていたのは実に印象的、いやいかにもそれはアメリカ的論理の展開だという感想を抱いたのは私だけだろうか。

tad

関係記事:

ABCニュースシャワー:nhk
米、同性婚へ道開く 賛否両論渦巻く社会:sankei
米国民55%が同性婚支持、比率増加 最新世論調査:cnn 
仏、今夏にも同性婚解禁 上院も法案可決:sankei
NZ、同性婚合法化へ アジア太平洋諸国で初:sankei
同性結婚:wikipedia

2013年6月30日日曜日

QRコードへのこだわりも一種のガラケー現象か:PC487

今朝のBLOGタイトル、ごらんになっただけでは、一体なんのことだかよくお分かりならないだろう。ことはパソコン、タブレットというより、スマホの利用法に関することだが大きくはパソコン、タブレット、スマホの使い方、使い分けの話に関わることである。
ガラケー現象とは、日本がモーバイル通信、携帯電話の分野での技術では世界最先端を行き、その普及に大きく貢献しながら、この販売分野では世界標準から離れ、独自の進歩を遂げ、結果的にはその大きな市場を韓国、その他の国に奪われてしまったということを指している。

スマホがこれだけ急速に普及し、しかももはやかっての携帯電話タイプのものは事実上なくなっている中で、従来型の携帯電話、まだまだしぶとく生き残っているのだ。というか、せっかく使い慣れた携帯電話、それをさまざまな点で使い勝手の違うスマホにはなかなかすんなり切り替えられないということなのだ。

ワンセグ、着メロ、着うた、電子マネーなどなど多機能を誇る日本の携帯電話だ。が、同じようにそうした必ずしも世界標準でないが、便利な機能として日本の携帯ユーザが好んで用いてきた機能に、QRコードの利用がある。

QRコードとは二次元のバーコードで、携帯でインターネットサイトにアクセスした時など、このQRバーコードが表示されて、それを携帯のカメラを通してサイトのURLを取り込めるというものだ。文字入力が苦手の携帯にとっては実に便利なものであった。多くの携帯電話ユーザーがこれを利用した。殆どの国産の携帯電話はこのQRコードを読んだり、必要に応じて、コードを生成する機能付であった。

ところが携帯がスマホになってからも、もともとそれは国際標準でないということもあって、そのQRコード機能が最初から入っているのでなく、アプリの一種という形で、それぞれのユーザの判断でインストして使うという形になった。いや、むしろさまざまより進歩、進化したと自画自賛(?)する形でその利用を推進するアプリも出てきたわけだ。いやそれが本当にそうかどうかは私自身は大いに疑問に思っているのだ。

パソコンクラブの会員の方がスマホを使っている友人から、これはおもしろい、便利そうな名刺をもらったという話をいただいた。パソコンクラブでも、ワープロソフト活用の一つとして名刺作りをやることがある。いや、そのクラブ員の方からはこうした名刺やパンフレットが出来たら面白い、楽しい、便利だということであった。

その名刺どんなものかというと、要するに通常の名刺やパンフレットに入れる情報の他に、QRコードがプリントされているいるのだ。そのコード名刺表面に、他の基本データと並べて表示してもいいし、裏面に印刷、表示してもいい。

その名刺、パンフレットをもらった人が、そのQRコードをスマホでスキャンすると、さまざまな案内したい情報が、ネットのサイトを開いて見れるのだ。名刺、文書作成者の、作品、行事、さまざまな関連情報がネット上から出てくるという仕組みである。いや、これはすごい、と感心するわけだ。のアプリ紹介のYouTubeビデオがあるのでご覧になるといい。

いや、実際そういう名刺スマホ用仕組みをワンセットのソフトQRコードへのこだわりも一種のガラケー現象か:PC487にして売り出している文具メーカもある。携帯電話ならともかくスマホになって、QRコードの存在意義などなくなったというのはうそで、改めてQRコードがさまざまなマーケティングツールとして使えますよと宣伝しているアプリは他にもいくつかあるようだ。

いや、一見なるほど、そうかそうかとこのQRコードなるものを見直すかどうかである。私自身は必ずしもそうは思わない。問題はなぜ今更、ネットサイトの情報を名刺だ、パンフレットだ、ポスターだと紙メディアで提供しなければならないのかである。ネット上のあらゆる情報、については、直接、メール、BLOG,Twitter,SNSの場で提供したり、共有のため提供したら済む話ではないのか。それについての反応もネットを通じて即得られるはずだ。

なぜこんなものがわざわざ出てくるのか私にはよくわからない。QRコードがさまざまマーケティング分野での活用の可能性があること自体否定するものでない。ただそれがこの例のような形で利用されるのが果たして本当なのかどうかだ。

これ自体まさに一種のガラケー現象ではないのかというのが、今朝の主題の趣旨である。
tad


関係資料:

QRコード:wikipedia
QRコード 【 Quick Response code 】:e-word 
ケータイ新機能チェック:impress
QRコードをスマホで読み込む方法:so-net http://www.so-net.ne.jp/m/intro/manual3.html
まだガラケーを使っている?」調査:zinger 
アプリ紹介ビデオ:youtube
ガラケー:sophia

2013年6月29日土曜日

ラジオ体操を始めよう

昨日昼過ぎ、車で市内を走っている時、NHKだと思うが、ラジオ体操がいかに健康維持のために役立つかという番組をやっていた。指導の出演者の方のお名前も確認できていないが、大変いい内容だったので、今朝はこのことを紹介しておくことにした。

というのも私も毎朝、雨、それもかなりの本降りでない限り、自宅から歩いて3分の公園で行われるラジオ体操に参加していて、それがいかに大きく自らの健康維持につながっているかを実感しているからだ。

NHKラジオ体操は朝6時半からやっている。TVでも昼の時間帯でやっているが、私に言わせると、あらゆる意味で朝のこの時間帯でやっているものが一番いい。昼間のものもやらないよりやった方がいいに決まっているが、そうした時間帯でわざわざ時間をとってやること自体が難しい。それが早朝だとそれが一日の始まりでもあるし、他に時間的に拘束されることがないからだ。それはまさに「朝めし前」のことなのだ。だからいい、だから続く、だから効果も大きいのである。

とにかくまず始めることだ。自宅の近隣近辺で必ずそうした集まりをやっているはずである。市や町や自治会などが主導してやっている場合もあるし、町にそれを指導するボランティアの人がやってくれケース、いろいろある。

いくら探してもそうしたものがなければ、後は自宅でラジオを流してやればいいのだが、そうした形でそれを続けること自体なかなか難しい。というのも、なんでもそうなのだが、そういうグループの人たちと一緒にやることがいいのだ。いろんな人と毎朝おはようと挨拶し、顔を突き合わせてやる。これがある種のコミットにもなるし、楽しみにもなる。家の中で一人で黙々と体を動かすのとでは明らかに付随的効果に違いがある。

幸いなことに私の場合、近所にボランティアの人がいて15年ほど前から結構広い公園で指導しやってくれている。さらにいいのはそれがラジオ体操1,2だけでなく、それに加え、ラジオ体操が始まる前に、別のストレッチ運動を音楽に合わせて5分ばかりやってくれる。それとラジオ体操を一通りこなすと相当な運動量になる。私も当初その存在を知らなかったが、ある時それを発見してこの10年。旅行とか、雨の日以外、一日も欠かさず参加している。正直今朝はちょっとやめておこうと思う時もあるが、ある意味もう習慣化していること、それに意地でもやるぞということがいいのである。


それを始めるため、その良さを確認したい方は、ほんの一部だが関係資料集をご覧になったらいいだろう。その科学的根拠うんぬんをに言う人がいるかもしれないが、とにかく400種類あるという人間の筋力の大半のものをほぐすことを、その組立の基本としていることは嘘ではあるまい。私の場合それに加えて、別のストレッチ運動もやっているからまさにその点では万全なのだ。

さまざまな効果については参考記事にある通りだが、案外そうした効果指摘の中でも抜けていると私が感じていることを含めて、その総合的効果とは次のようなものだ。

・まず家を一歩外に出た途端、朝の新鮮な空気に触れることができる。私の住む東京郊外 の町は都心などに比べても、まだ空気はきれいな方だろう。会場の公園までの行き帰り 5分、ゆっくり歩きながら、新鮮な空気を吸えること自体がなによりなのだ。

・背筋をしっかり伸ばしながら、新鮮な空気を吸いながら歩く、そのことだけでも昨夜来 溜まったストレスが消えてしまう感じがある。(私の場合、特にそれが一仕事の後とい う意味もある。

・ストレッチ、ラジオ体操1,2、あらゆる体の部分、筋肉を動かすことで肩こり、腰痛 などに効き目があることは言うまでもない。私の場合は長年の腰痛もちである。いろい ろな運動をする中でも、私自身をそのことを意識して、腰回りを重点的に動かすことを 心がけるのだ。それが腰痛解消、根本原因の除去に役立っていること明白だ。

・ラジオ体操というのは比較的軽い運動だが、それが心臓の心拍数を適度に上げ、血流を よくすることでそれがさまざまな心臓系疾患の予防、解消につながっていることはさま ざまな文献の中にも指摘のあるとおりだ。ラジオ体操終了後はそれを身をもって実感す ることができる。

・私の場合ラジオ体操だけでは満足できず、すこし激しい運動、汗をタップリ掻くために 卓球を週二回2時間程度やっている。ラジオ体操を毎日やっているおかげで、心臓への 負担がより軽くなっている感がある。卓球はおもしろくて、すこしやりすぎの感がある ので控え目にするよう心掛けるほどだ。ラジオ体操は運動としてはいいが、面白さとと いう面には欠ける。卓球を含めた球技などを組み合わせでやるのがいいかもしれない。
・ラジオ体操が終わって帰宅したら、トイレをすます。それが便通に役立つことも資料
 の指摘通りだ。それから冬なら風呂、夏やらシャワーを浴びることになる。それで心身 ともに爽快となる。その後の朝食のおいしいこと。食事は野菜、果物を中心にしたもの になるが、自分でもすこしびっくりするほどの量を平らげる。一日の食事の中で、朝が 一番充実している。それがいいらしいということがある。

・ラジオ体操も今頃のいい季節は参加者30名位だが、これが真冬だと参加はその三分の 一程度になる。厳冬の中、朝6時起床、外に出ること自体が大変だが、その参加十名組 はそれをあえて承知で参加しているのだろう。その寒さに身をさらすことこそが最大の 風邪防止になっていることも間違いないことだ。私も長年その実感を得ている。

・夏休みに向かうこれから、子供たちの参加が増えてくる。学校でもそれを勧めるからだ 。私に言わせるとどうしてそれが今の時期だけなのかと言いたい。年間を通じて健康作 りのため、ラジオ体操には是非子供も参加させたらいい。


ラジオ体操がいかに健康作りに役立つか、資料集など見るまでもない。私に言わせるとどうしてこんな分かり切ったことが、なかなか実践できないのかである。いいに決まっているのである。

始めたら、それをただただ継続すること、「継続は力なり」である。

tad

関係資料:

すごいねラジオ体操:radio 
YouTube 13000万の視聴:youtube
ラジオ体操の歴史と内容 wikipedia 
ラジオ体操は健康上、どんな効果があるのでしょうか?:faq
たった3分で全身運動ができる。ラジオ体操の驚くべき効果:bijin

2013年6月28日金曜日

Windows8.1プレビュー版について:PC486

昨日27日、かねての予告通りマイクロソフト社は、Windows8.1プレビュー版を公開しました。

以下マイナビ記事の引用です。

「そもそもMicrosoftは一部のユーザーや関係者を対象にしたベータ版を限定公開し、発見されたバグの修正や、ユーザーフィードバックを受けた問題改善を行ってきましたが、Windows Vista以降、多くのユーザーを対象にしたプレビュー版を公開しています。同OSの場合、カスタマープレビュー版やプレRC(RC:Release Candidate version:出荷候補版)などを提供しましたが、Windows 8.1に関しては、今回のプレビュー版公開後は、そのままRTM(Release To Manufacturing version:製造工程版)の開発が進むと見られています。

中略:(本ソフトの使用条件を述べた上で、これが作動しないと思われるパソコン、タブレットの例を挙げて注意するよう呼びかけています。)

(そうした)該当するコンピューターに、Windows 8.1プレビューをインストールしますと、正常に動作しないと思われますので、所有ユーザーは注意してください。また、タッチ機能を利用するために、タブレット型コンピューターもしくはマルチタッチ対応ディスプレイ。Windowsストアアプリの利用に、インターネットアクセスや1024×768ピクセル以上の画面解像度、Microsoftアカウントが必要となります。

(ここからが重要)Windows 8.1のインストールで、もっとも注意しなければならないのが、アンインストール機能をサポートしていない点。そのため、Microsoftはシステムの復元/リフレッシュ/初期状態に戻す方法を推奨していますが、デスクトップアプリ/Windowsストアアプリの再インストールが必要になるため、あまり現実的な手段とは言えません。また、Windows 8.1プレビューをインストールできるのは、Windows 8に限られ、Windows 7など他のWindows OSにインストールすることもできません。

素直にWindows 8をインストールしたホストドライブをフルバックアップし、復元できる環境を用意するか、新たなWindows 8マシンを用意してWindows 8.1プレビューを試すのが簡単でしょう。Windows 8のバックアップは以前寄稿したこちらの記事を参考にしていただき、トラブルシューティングや復元時に便利なUSB回復ドライブの作成や利用方法はこちらの記事を参考になさってください。」mynavi 6月27日( )は私自身の付加した説明です。)

いずれにせよこれはまさにお試し版だから、ユーザーの方のリスクで使ってみたらいいこと。ただ結論的にいうと、私自身今回はこれをインストールして試してみることはやめることにした。実際に毎日使用しているパソコンと全く別のお試しのためのパソコンがあるならいいが、そうではないからだ。第一今実際に使っているWindows8についてなにか、大きな不便、不満を感じているのなら別だが、特にそれがない中、なにも慌てて
新しく加わる機能の追加を急ぐ必要はない。

いずれにせよ、今年年内にWindows8.1が正式にリリースされるのだから、それを待って、その時はパソコンクラブ会員の方でWindows8をお使いになっている方を対象に一斉にそのダウンロードインストールをお勧めしたらいいことだ。

それが結論である。ただでは、Window8.1は、8と比べてどこがどうなるのか説明しておくことも無駄ではあるまい。Windows8ユーザーのみなさんの参考にもなろう。

8.1の改良点、いろいろあるようだが、今回はその中の二点だけ取り上げておく。

1)例のデスクトップにスタートボタンがあるないの問題、私自身それが何が問題なのかよく分からなかった。ただそうした多くのユーザーの要望に応えて、たしかにこのWindows8.1プレビュー版、スタートボタンがタスクバーに復活している。ただそれはあくまでもスタート画面に戻るための存在であり、従来のような意味でのスタートメニューを参照する機能は用意されていない。私は当初からそのことを予測していた。それでいいのではないか。図1

2)スタート画面のタイルの大きさが従来だと2種類しかなかった。しかし8.1プレビュー版ではより大きなタイルを組み合わせて、メニューを構成できるようになった。タイル名の自由変更できるし、スタート画面の背景も好みに応じて変更できるようになった。カスタマイズという点ではたしかに進歩だ。図2

こうした改良点、実際にはまだ8そのもの使いだしたばかり多くのユーザーにとってはまだまだそこまでのカスタマイズにこだわっているわけでもないだろう。そうしたカスタマイズの必要性もまだまだ感じているわけでもだろう。なにもいま急いでそれを取り入れる必要性もなさそうだ。

私の場合、自分自身で使う限り、8であろうが8.1であろうが別に大勢に影響はない。ただパソコンクラブなどで説明する場合、自身のノートーパソコン画面で説明することが多いことは必然だ。そういう意味ではまだ当面従来の8のままで行った方がよさそうだ。このレビュー版自体、まだまださまざまなバグがありそうで、なにもそれをあわててインストールする必要もない。

年内に正式版がでたらその時点で改めて検討したらいいのだ。いずれにせよ好むと好まざるにかかわらずまず今のWindows8自体慣れることが先決だ。

この8.1、特に大きな画期的な機能が新たに加わるわけではない。ただより見栄えよく、さまざまな意味でより使い勝手がよくなることについては何も不満ははない。OSとしてより完成されたもの、正式版がでたら一斉にそれに変えることはみなさんにもおすすめすることになろう。

tad

Windows8.1プレビュー版に発表:mynavi
「Windows 8.1 プレビュー版」がリリースされたのでインストール:gigazine 
プレビュー版ビデオ:microsoft








2013年6月27日木曜日

参議院のねじれ維持こそ必要である

終盤参議院で、安倍内閣問責決議が可決されたが、このニュース、どのマスコミも大きな出来事として捉えていないことはその報道のスタンスでもわかる。どうしてそれぞれ与党よりでもいい、野党支持でもいい、その政治的意味について論評しないのか。昨夜夕刻の安倍首相の記者会見など見てももそうだ。ただその事実をある意味淡々と伝えるだけなのである。

ことは国会という最高の国家意思決定の機関の片翼、参院の問責決議なのだ。安倍首相、自公政権にとっては今の参院の問責決議など痛くもかゆくもないのだ。いや、かえってそれはこれから始まる参議院選挙を有利に戦うためには都合のいいことなのだ。それを言いがかりに、だから参院のねじれ現象の解消が必要だと訴えるつもりである。以前政権の時とちがって、そんなことに全く悪びれることもなくぬけぬけというその発言しているのである。

安倍首相いわく、安倍内閣発足以来進めている大胆な改革、さまざまな経済、金融、財政策、そして成長戦略をおし進めるためには、「スピード感」こそが大切である、と。だから、何かことをやろうとすると、それに立ちはだかる、参院でのねじれは困る。今度の参院選ではそのねじれの解消が必要なのだ、と言う。この言い分、現状の60%台の内閣支持率国民世論をもってすれば、「そうだ、そうだ」となるかもしれない。それがこの国の今の政治状況なのだ。

それは困る、それは大いに大変な、困ったことだという思いを持つのは私だけだろうか。
実はむしろ安倍総理や自公政権中枢部の連中はそれをしめしめと思っているようだ。参院も実に軽く見られたものだ。マスコミはともかく国民はどう思っているのだろうか。こうした参院軽視の風潮、それこそが一つ深刻な事態であるという危機感をどうして持たないのだろうか。

今回の問責決議、やはりそれは党利党略的な野党の選挙対策的なものだったいう見方も当然ある。しかしそれは与党とて同じ。しかしそのいきさつを見れば、野党が一致してそれを通したことにはそれなりに筋が通っている。参院の予算委員会で、民主党委員長が職権で開催を宣言したのに安倍内閣がそれを無視、欠席という挙に出たことである。これが国会軽視、参院軽視とみられてもいたしかたないし、事実そういう雰囲気ではなかったか。
情けないのは腰抜けの民主党、当初問責決議が出たら賛成するが、その提出には加わらなった。電力事業法改正案を通したかったからだ。それで自分達の主張が通ったところを国民に見せたかったのだろう。それで日本のこれまで独占体制であった電力供給が根本的に変わる、変えられるということだった。

本当にそうなのか。第一自民党自体この法律の改正に、どこまで本当に賛成であったかどうかわからない。自民党はなにしろ電力会社と密着いや融着と言っていい関係にあった。これまで積極的に原発推進路線をおし進めてきた政党なのだ。多くの国民はそのこともとっくに忘れている。

福島原発の事故だって、むしろその最大の責任は歴代自民党政権そのものにあると言っていい。それがうまい具合に(?)あの事故、民主党政権時代に起こったのだった。そのことについてはまさにそしらぬ顔で、安倍政権今や原発推進を公然と言い出した。安倍首相あらゆる国との外交を積極的に推進することは大いに結構、しかしそれと同時に今や、国内の原発再開、原発輸出を大きな成長戦略として組み込んでいるのである。どうしてこのことに民主党を含む野党は一致して、ノーの声をあげないのかだ。一部野党を除いて殆どの現野党はそのことだけでまとまっていいはず。それがどうしてできないのか。

再びいうが、民主党の情けなさは原発問題だけない。まあそれについては党としても必ずしも脱原発路線でかたまっているわけでないから、それはちょっと横においておいてもいい。

しかし例の、一票の格差是正に関連する衆議院定数削減のこと、税と社会保障の一体改革の三党合意のことなどでは自公に煮湯を飲まされたはずだ。野田前首相本会議で全くさえない質問をやっていたが、野田さんまさにドン・キホーテに見えた。野田民主党、増税という一番いいところだけつまみ食いされ、後の重要な合意などすべて反故にされたのだ。どうしてそのことにもっとまともな怒りをぶつけないのか。そのことだけでも自ら問責決議案を提出してもいいだけの理由、根拠はあったはずなのにである。

安倍総理自民党は、あんな問責決議など痛くもかゆくもない。これで参議院選挙は現状の高い支持率をバックに有利に戦えると踏んでいるのだ。実際にはそうかもしれない。今更ではないが民主党もなめられたものだ。

その民主党、先の都議選で共産党にぬかれ第四党に転落したのはなぜか、実はその理由が分かっていないふしがある。安倍自民党の対立軸として世論を味方につけるために絶対に譲ってはならぬ理念、政策がいくつもあるのに、それを一向に鮮明にしない。できないのである。

参議院での自公与党の過半数を阻止するためには、野党は民主党、みんなの党、生活の党、社民党などと共同戦線を貼れるはずだ。例えば原発推進か、消費税増税か、TPP推進か、社会保障政策などについて、明確な対立軸がどうしてできないのかである。共産党は独自路線を行くだろうが、原発、消費税に関して共同戦線を張れる余地はあるはずだ。

自公両党で過半数を制した後の日本の政治がどうなるか、考えただけでぞっとする。安倍首相はねじれを異常現象のように言うがそれは全く違う。欧米の先進民主主義国多くの国ではそうしたねじれ現象はむしろ当然のことなのだ。民主主義というものが政治の根本的理念である限り、むしろそうなるのが必然だとさえ言っていいのではないだろうか。

与野党政治勢力が絶えず拮抗していることこそがむしろ健全なのである。その中で政治がどう展開していくか、まさにそれは優れた政治家のリーダーシップにかかっているいう抽象論しかない。いやそうなのだ。

今回の参議院選挙で、このねじれ現象の維持こそが今の日本の政治、国民の選択がめざすべきことだと私は信じている。

tad

関係記事:

民主の筋書き破綻=問責と法案「二兎」追う:yahoo
首相問責決議を野党の賛成多数で可決=参院本会議:reuters 
首相問責決議可決 電気事業法など廃案 国会閉幕:yahoo
国会閉会、首相“問責”の余波で重要法案「廃案」:news 

2013年6月26日水曜日

WindowsXpなぜ使い続けるのはだめなのか:PC484

WindowXpのサポート終了は来年4月に終わります。そのためできるだけ早く
それに代わる上位のOSに変更する、具体的にはXpパソコンを、上位のOSにアップグレードするか、Xpパソコンを廃棄し、新しいOSのパソコンに買い替えるべきことをマイクロソフト社はユーザに推奨しています。それについては、パソコンメーカー、パソコン専門家たちも、同じことを勧めています。いずれにせよ、Xpパソコンをそのまま使い続けることについてさまざまな危険を伴うことを説明しているわけです。

私自身はそのことを理解し、パソコンクラブでもそのことについて説明をし、そうした指示に従うべきことをBLOGでも書いています。そのことは別にメーカの横暴でもなんでもなく、ユーザとして、パソコンという、ある意味特殊な製品を安全に使うための措置であることはきちんと理解しておくべきでしょう。

しかしユーザによっては、どうやらこのことの意味自体を未だよく理解をされていない方、その趣旨について誤解を持っていらっしゃる方がいるようなので、再度このことをについて書いておくことにしました。

もっともまずそのことについては、私のようなものがああでもない、こうでもない言うより、その内容をわかりやすく解説した専門家のサイト、さらにメーカーマイクロソフト社の説明サイトがありますのでそれをお読みいただくのが一番いいでしょう。じっくりお読みいただければその内容お分かりになるでしょう。

関連サイト:

・「Windows XP のサポートが後1年で終了!なぜ使い続けるのはだめか? パソコン初心 者講座みちすがら講堂より : micisugara 
・「あと1年でサポート終了」、日本マイクロソフトがWindows XPからの移行支援を強化:internetwatch

・Xpは7の10倍危険!? マイクロソフト、国内企業へ「中古でもいいのでXPから移行を」 呼びかけ lifehacker 


Xpというのはマイクロソフト歴代のWindowsOSの中でもも非常に優秀なOSであり、だからこそ多くのユーザーを獲得し、しかも12年の長きにわたって、サポート期間を延長しながら継続してきたものです。しかしそれももう限度ということについてはは、一ユーザとしても理解しているところです。Xp以来すでに、Vista、7、そして8というOSが出ていることもあります。法的なことはよく分かりませんがどんな製品でも10年も使えば、メーカがその安全性を保証しませんとなるのは、やむをえないことです。しかもパソコンという製品に限っては、その安全性の保障となるとウイルスという特殊な問題があることはすでに述べた通りです。

その警告に関わらず、もしそれに従わず、それを使い続け、ウイルスに感染してもそれは百%ユーザーの責任となることは明白です。

ユーザの中にはウイルスに感染してもたいしたことない、感染したパソコンのハードデイスクをフォーマットしてしまえばなにも困ることなないなどとうそぶく人もいるようです。しかし、これが大きな間違いです。自分自身はいいのです。が結果的には、自らは知らぬ間に大げさに言えば、世界中にウイルスをまきちらし、結果多くのユーザーに迷惑をかけ、場合によってはそれで訴えられるという危険があることを忘れてはならないのです。
さらにもう一つ誤解があります。OSのセキュリティがどうのこうの言っているが、要するにパソコンに対策ソフトを入れておけば問題ないなどという方がいらっしゃるが、これがまた大間違い。一般の対策ソフトを入れておいても直接OSを攻撃するウイルス、マルウエアは排除できないことはメーカのサイトの説明にもあります。

Xpのことだけでなく、Office2003というアプリケーションソフトについても同じ問題があることも改めて指摘しておきましょう。

もう一つ、大きな誤解があります。OSにせよ、アプリケーションソフトにせよ、オンライン、ネットにつないで使うからウイルス感染うんぬんの問題が出てくるわけで、オフラインで使う限り問題はなかろうという声も聞きます。しかしメールを含めてパソコンを常にオフラインで使う。ましてや、さまざまな方法を用いて、他のパソコン、周辺機器とデータフアイルのやりとりなど一切なし、しないなどということはあり得ないことです。

もちろんこの問題に関して、仮に万全の対策を取ったところで、他のことで、自分のパソコンが知らぬ間にウイルスに侵されたり、さまざまなマルウエアに侵入されたりすることはありうることです。それで知らぬ間に、多くのユーザーに迷惑をかけたということもありうることです。しかしそれはひよっとするとやむをえないことかもしれません。いや、世間もそのように認めてくれるでしょう。

メーカーや購入先から受けた注意を基本的に守り、基本的な対策を施しているにも関わらずそのガードを乗り越えてやってくるのがいわゆるハッカーの手口です。そうしたものについては素人の私たちユーザーにはどうしようもないこともあるでしょう。それについてのいいわけも通用するでしょう。それはまさに誰にとってもどうしようもない問題です。一種の不可抗力とも言えます。

しかし、このXpのセキュリティ対策問題は違う。これはやめてください、対策としてこうしてくださいとメーカは明確な指示を出しているのです。それが企業のプロダクトライアビィリィティ、製造責任の基本問題に発展しかねないからです。私はこの問題についてはメーカはきちんとしたスタンスを示していると思います。

一方それを受けてユーザー側はどう対処するかです。それについてはユーザーはきちんとした理解を示し、それに応えるアクションを取っておくことが必要であることを改めて申し上げておきます。

tad

関係記事:

製造物責任法:wikipedia 
製造物責任法PL法がカバーする「製造物」の範囲とは:nikkeibp 
Windows XP なぜ使い続けるのはだめか?:michisugara 
日本マイクロソフトがWindows XPからの移行支援を強化: internetwatch 
Xpは7の10倍危険!? マイクロソフト呼びかけ: lifehacker