2013年6月26日水曜日

WindowsXpなぜ使い続けるのはだめなのか:PC484

WindowXpのサポート終了は来年4月に終わります。そのためできるだけ早く
それに代わる上位のOSに変更する、具体的にはXpパソコンを、上位のOSにアップグレードするか、Xpパソコンを廃棄し、新しいOSのパソコンに買い替えるべきことをマイクロソフト社はユーザに推奨しています。それについては、パソコンメーカー、パソコン専門家たちも、同じことを勧めています。いずれにせよ、Xpパソコンをそのまま使い続けることについてさまざまな危険を伴うことを説明しているわけです。

私自身はそのことを理解し、パソコンクラブでもそのことについて説明をし、そうした指示に従うべきことをBLOGでも書いています。そのことは別にメーカの横暴でもなんでもなく、ユーザとして、パソコンという、ある意味特殊な製品を安全に使うための措置であることはきちんと理解しておくべきでしょう。

しかしユーザによっては、どうやらこのことの意味自体を未だよく理解をされていない方、その趣旨について誤解を持っていらっしゃる方がいるようなので、再度このことをについて書いておくことにしました。

もっともまずそのことについては、私のようなものがああでもない、こうでもない言うより、その内容をわかりやすく解説した専門家のサイト、さらにメーカーマイクロソフト社の説明サイトがありますのでそれをお読みいただくのが一番いいでしょう。じっくりお読みいただければその内容お分かりになるでしょう。

関連サイト:

・「Windows XP のサポートが後1年で終了!なぜ使い続けるのはだめか? パソコン初心 者講座みちすがら講堂より : micisugara 
・「あと1年でサポート終了」、日本マイクロソフトがWindows XPからの移行支援を強化:internetwatch

・Xpは7の10倍危険!? マイクロソフト、国内企業へ「中古でもいいのでXPから移行を」 呼びかけ lifehacker 


Xpというのはマイクロソフト歴代のWindowsOSの中でもも非常に優秀なOSであり、だからこそ多くのユーザーを獲得し、しかも12年の長きにわたって、サポート期間を延長しながら継続してきたものです。しかしそれももう限度ということについてはは、一ユーザとしても理解しているところです。Xp以来すでに、Vista、7、そして8というOSが出ていることもあります。法的なことはよく分かりませんがどんな製品でも10年も使えば、メーカがその安全性を保証しませんとなるのは、やむをえないことです。しかもパソコンという製品に限っては、その安全性の保障となるとウイルスという特殊な問題があることはすでに述べた通りです。

その警告に関わらず、もしそれに従わず、それを使い続け、ウイルスに感染してもそれは百%ユーザーの責任となることは明白です。

ユーザの中にはウイルスに感染してもたいしたことない、感染したパソコンのハードデイスクをフォーマットしてしまえばなにも困ることなないなどとうそぶく人もいるようです。しかし、これが大きな間違いです。自分自身はいいのです。が結果的には、自らは知らぬ間に大げさに言えば、世界中にウイルスをまきちらし、結果多くのユーザーに迷惑をかけ、場合によってはそれで訴えられるという危険があることを忘れてはならないのです。
さらにもう一つ誤解があります。OSのセキュリティがどうのこうの言っているが、要するにパソコンに対策ソフトを入れておけば問題ないなどという方がいらっしゃるが、これがまた大間違い。一般の対策ソフトを入れておいても直接OSを攻撃するウイルス、マルウエアは排除できないことはメーカのサイトの説明にもあります。

Xpのことだけでなく、Office2003というアプリケーションソフトについても同じ問題があることも改めて指摘しておきましょう。

もう一つ、大きな誤解があります。OSにせよ、アプリケーションソフトにせよ、オンライン、ネットにつないで使うからウイルス感染うんぬんの問題が出てくるわけで、オフラインで使う限り問題はなかろうという声も聞きます。しかしメールを含めてパソコンを常にオフラインで使う。ましてや、さまざまな方法を用いて、他のパソコン、周辺機器とデータフアイルのやりとりなど一切なし、しないなどということはあり得ないことです。

もちろんこの問題に関して、仮に万全の対策を取ったところで、他のことで、自分のパソコンが知らぬ間にウイルスに侵されたり、さまざまなマルウエアに侵入されたりすることはありうることです。それで知らぬ間に、多くのユーザーに迷惑をかけたということもありうることです。しかしそれはひよっとするとやむをえないことかもしれません。いや、世間もそのように認めてくれるでしょう。

メーカーや購入先から受けた注意を基本的に守り、基本的な対策を施しているにも関わらずそのガードを乗り越えてやってくるのがいわゆるハッカーの手口です。そうしたものについては素人の私たちユーザーにはどうしようもないこともあるでしょう。それについてのいいわけも通用するでしょう。それはまさに誰にとってもどうしようもない問題です。一種の不可抗力とも言えます。

しかし、このXpのセキュリティ対策問題は違う。これはやめてください、対策としてこうしてくださいとメーカは明確な指示を出しているのです。それが企業のプロダクトライアビィリィティ、製造責任の基本問題に発展しかねないからです。私はこの問題についてはメーカはきちんとしたスタンスを示していると思います。

一方それを受けてユーザー側はどう対処するかです。それについてはユーザーはきちんとした理解を示し、それに応えるアクションを取っておくことが必要であることを改めて申し上げておきます。

tad

関係記事:

製造物責任法:wikipedia 
製造物責任法PL法がカバーする「製造物」の範囲とは:nikkeibp 
Windows XP なぜ使い続けるのはだめか?:michisugara 
日本マイクロソフトがWindows XPからの移行支援を強化: internetwatch 
Xpは7の10倍危険!? マイクロソフト呼びかけ: lifehacker

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