2013年4月1日月曜日
Googleクラウドプリントを試してみた:PC435
Googleが春の大掃除で、従来提供していたいくつかのネットサービスをやめた。中でも、話題になったのがGoogleReaderを7月一杯でやめると発表したことだ。GoogleReaderは世界中のユーザーに好評でRSSなるもののサービス。多くのユーザがサービスの継続を訴えたり、有料でもいいから続けて欲しいという要望を出しているそうだ。
分からないのが、なぜGoogleがそれほどユーザーに好評なものをやめてしまうのかである。私自身もReaderは時々使ってはいるが、まだまあ使い慣れていないこともあり、さほどそれにこだわって使ってきた。ただ改めて、そうしたユーザの声を聞いているとRSSなるものの使い方、それに関するいくつかのサイト・サービスについてもこれから研究してみようかと思い直したところだ。
そのこともあってGoogleのメインメニューを見ているうちに気がついた。Googleはすでにそのリーダーをアプリケーションソフトの一覧の中から外してしまったようだ。いや、まだ7月までそのまま使えるので問題はないのだが。
そして代わりにアプリケーションリストの中に発見したのが、今朝の主題Googleクラウドプリントというものだった。ええっ、これはなんだという第一印象だった。
これは要するに、自宅やオフィスから離れたところ、外出先から、オフィスにおいてあるプリンターを使って、文書、画像写真などをプリントする、出来るというものだ。なぜそんな必要性があるのかということだが、例えば出張先から会社への報告、自宅の家族などへ現地で撮った写真をプリントで見せたい時になど、平生使っているプリンターを使って印刷指示ができるということだ。
おもしろそうなので実際にやってみた。と言っても、今は出張しているのでもなく、旅行しているのでもないから、実際にはその必要もなく、しかも目の前にあるプリンターを使ってやるのだから、実際には意味がないように見える。しかし、実験という意味ではおもしろいではないか。
目の前のプリンターというが、印刷実行はローカルのプリンターにダイレクトに行うのでなくそのクラウドアプリから行うのである。たしかにそれができれば、外のどこであろうとパソコン、タブレット、スマホでそれができることになるはずだ。実験の意味は大いにある。
その手順:
・クラウンドプリントをパソコン・タブレット・スマホなど使ってやるためにはさまざな方法があるようだ。が、パソコンでやる場合、そのパソコンにChromeが入っていればそれだけでOK。最新バージョンのChromeにはクラウド・プリンティングがデフォルトとして入っている。
・Chromeにログインし、設定画面から、クラウド・プリンティングの項目を探し、それを有効にする設定をすればそれで準備完了だ。手順の詳しい説明はGoogleのクラウドプリンティングをお読みください。図1、図2
・Googleクラウドプリンティングのためには、それに使うプリンターが必要だが、私の自宅のプリンターがエプソンがそれに対応しているか当初は不明だった。それで試してみたが、それ自体最新の機種でもないのに、Chromeの設定が終わったとたん、その機種を認識した。図3、図4
・目の前のプリンターを認識したので、早速用意されていたテストページを印刷実行、見事印刷に成功した。縦長、横長ほかさまざま印刷のための詳細設定もできるようになっている。テストページ以外ではPC内の文書、Googleドライブの文書などもプリントできるはずだが、そちらの方はテストしていない。図5
この機能の存在意味:
・そもそも外部からオフィスや自宅のプリンターを使って印刷を行うということ自体にどれだけ意味があるのかと問われたら、それまでだ。それが実際に役立つ場面などあまりないのではないかと私も思う。
・ただことほどかように、パソコンがインターネットで繋がっているとことの意味、メリットを実感できる一つの実験としてやってみる価値はある。
・プリンターというより、例えば自宅やオフィスのパソコンを直接操作して、その中を見たり、そこにフアイルを保存できたりできればそれは便利だろう。それもできるはずなのだが、実際にはやったことがない。そうしたことがどれだけできるのか、できないのか、今後の研究課題としておこう。
tad
関係資料:
Googleクラウドプリントについて:google
Googleリーダー: wikipedia
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿