2013年7月8日月曜日

Nexus7をパソコンのように使う方法:PC492

7月6日(土)のBLOGで、山ほどの種類が出まわっているタブレットから一体何をどういう基準で選んだらいいかについて書いた。そのサイズ、現在使っているパソコンやスマホのOSの、通信環境のこと、アプリのことなど考慮すべきことは沢山ある。ただ現在ノートにせよ、デスクトップにせよWindowsパソコンを使っているということであるなら、それとの連携、同期、使用アプリのこと、さらにハードウエアとしてのコストパーフォマンスという観点から、比較検討することになる。

まあそんな詳細な比較検討などいちいちやってられない。まあパソコンショップに出かけて、現物をいろいろ見ると共に、「パソコン専門」の店員さんに聞いてみることだ。タブレットどれがお薦めですか、と。他の電気製品を買うのでなくパソコンを買うとなった場合、それ相応の質問力がないととんでもないものを掴まされることになりかねない。その質問力の中には、説明してくれる店員の総合的パソコン知識力を判断するということが入っている。

その場合技術的なこと細かいスペックのことなど聞く必要はない。「ずばり、今タブレットの売れ筋商品はどれですか」でいい。店員これには嘘はつけないし、そのことくらいはさすがわかっている。いろいろあるが、このNexus7が売れ筋の一つであることは指摘するはずだ。

店頭だけでなく、ネット上での評価もざっと調べて見られたらいいだろう。そんな総合的な判断で私が書いたのが2日前のBLOG記事、今買うならGoogleのNexus7だろうと結論したのだった。

それはいいが、それについて何人かの方から、タブレットとしてインターネットの閲覧専門、メールなどを中心にやれるのはいいが、これをモーバイル・ノートパソコンとしてどれくらい使えるのか使えないのかという質問をいただいた。いやもっとわかりやすく言えば、そもそもこれをノートパソコンの代わりに使うとすれば使えるのかということだ。

いや、たしかに乗り物の中や旅先で、メールをチェックしたり、あちこちのネットサイトを見たり、YouTubeの動画をみたりするのはいいが、BLOG、SNS、ツイッターに投稿したり、コメントを書いたりすることがどれくらい自由に出来るのか、出来ないのかというご質問であると解する。

その答えは簡単だ。先のBLOGではもちろんそのことノート、デスクトップパソコンほどではないかもしれないが、要は慣れの問題、慣れてしまえば、同じことがほぼ問題なくできるはずだというニューアンスのことを書いたつもりだ。それが十分に伝わらなかったようなので、その点について再度書いておくことにする。

いや、出来る出来ないでなく要するに慣れの問題、一連の操作に慣れてしまえば、このタブレットを使ってノートパソコン、デスクトップ・パソコンとと同じように、さまざまなパソコンワークが出来るはずである。

というのもタブレット端末の場合、その操作は主に画面タッチ操作になるのだが、先にも説明したように、これにBlutooth無線でつながるキーボードや、マウスをつないでやれば、まさにノートパソコン感覚で使えることになる。図1ではそうしたキーボードをつないだ場合の例、図2はそれにさらにマウスやUSBメモリーなどをつないだイメージを示している。そうした作業に関わる一連の説明はパソコン専門誌Gigazineにあるから一読されたい。読むのが面倒であれば同じような内容のYouTube投稿記事を見られたらいいだろう。

こうした操作に対応したAndroid4.2対応のキーボード、マウス、USBメモリーなど数多くあるから、それぞれNexus7上の動作を確認して、購入されたらいい。店頭でもネット上でもそうした安くていいものが見つけることができる。キーボード、マウス二つ合わせても5、000円から1万円以内で購入可能だ。つまり3万円あれば、Nexus7と、キーボーとマウス、ある意味AndoroidOSのノートパソコンを買い揃えることが出来るわけだ。7インチ画面では小さすぎるというのであれば、先に述べたように10インチのNexusを選べばいいのである。

これを自宅で使うのであれば、自宅のWi-Fi環境を利用すればいい。そうでなく、主にモーバイル環境で使うのであれば、新たにモーバイル通信の契約が必要になってくる。そのこと自体はどんなタブレットを使おうが同じである。

モーバイル通信となるとWiMAXか、LTEドコモXiなどになるが、WiMAXの場合、一つ検討に値する通信接続プランがある。Nityが今やっているキャンペーンがそうだ。最初一年間月額3800円のWiMAX通信契約をするとモーバイル通信端末とNexus7が無料でついてくるというものだ。いや、月3800円というと、年間45,600円掛かる。そうしたモーバイル端末機器自体25、000円前後、Nexus7が20,000円だから話としてはあっている。こういうやり口、販売手法は今に始まったものでなく、通信メーカーが通信契約を増やすための手段として用いる常套手段である。最初の一年は損得なし、二年目から通信料金でがっちり稼ごうということなのだ。

なんだそれならと思われるかもしれないが、一年目そういう契約をしようとしまいとそれぞれの機種を別々に購入し、一年間別途通信契約をしたとしたら、機器台4万500円まるまる別途掛かってしまう。その契約をすればモーバイル機器とタブレット端末は無償で入手できる。私は検討に値する方法だと思う。検討されたらいかがだろうか。

いや、これはむしろ余談であろう。そんなことより大切な問題は、Nexus7はそのOSがWindowsでなくAndroidであるという事実だ。これがパソコン・ワーク上どれくらい、問題になるのか、ならないのかである。


パソコン感覚で使えるというが、インターネット閲覧、BLOG、SNSなどの利用は問題ないとして、そのほかどんなアプリソフトがあり、それが使えるのか、使えないのかである。

これについても今や、長年Windowsに慣れ親しんできた人にとっても、それ自体そんなに大きな問題でないといえるのではないか。いやこの問題になるとどうしても個人差というか、好みの問題ということもあるからなんとも言えないが一般的にそれはさほど大きな問題でないということを書いておく。

パソコンソフトと言えばWindowsパソコンユーザーにとってもっとも重要なワード・エクセルなどオフィスソフトがある。Nexus7の場合それがどうなるかだ。

・Nexus7では当然MS・オフィスソフトは使えない。ただそれと互換性のあるキン グソフト他いくつかオフィススイートが使える。キングソフトなら3000円程度でA ndroido用が入手できる。さらに世界的に有名なLibreオフイスが近い将来 Andoroidにも対応すると報じられている。Libreオフィスなら特になんの 問題もない。

・MS・オフィスといい、Libreオフィス並びにあらゆるアプリ・ソフトは今やどん どんオンライン化しているのだ。ワープロ文書、スプレッドシート、プレゼンソフトど れをとっても、Googleドライブ、Skyドライブのそれを使って、なんの問題も なく必要な仕事をこなせるレベルに達している。Andoroidタブレットでそうし たオンラインソフトを使うことにはなんの問題も存在しない。

・もともとAndoroidはGoogle社のOS、それぞれの数多くのネットアプリ のほか、Gmail、マップ、YouTubeなど人気ソフトとの相性にはなんの問題 もない。

・Andoroidのアプリ・ソフトはGoogleドライブ上にまさにごまんと存在  し、上記のようなオフィス関連、画像処理、音楽関係など無料の優秀ソフトがそろって いて、選択に困るほどだ。Windowsで使い慣れたソフトの多くも改めてAndo roid版として登場しているものも数多い。

・こう見てくるとNexus7をモーバイル端末として使うことには殆どなんの不満も  不便もないはずだ。モーバイルどころか、自宅で機能低下したノートパソコンに代えて 使ってもいいのではないかとさえ思う。お持ちのものにもよるが、現在使っているノー トやデスクトップパソコンとNexus7のハード性能を比べてみてくださればその意 味はお分かりいただけるだろう。

・その少々古くなったノートで結構、それにChromeを入れてみられることだ。それ とそれは必ずしもタブレットに限らないが、Andoroidoのスマホ、タブレット で、バージョンが4.2以上という条件があるがそれにもChromeを入れてみら  れるといい。Chrome上二つの機器のブックマーク(お気に入り)が完全に同期す ることが確認できよう。この一事をもってして、WindowsのパソコンとAndo roidタブレット端末・スマホの距離がうんと縮まることをお感じになるはずである。

tad


関係記事:

マウスとキーボードをNexus7につなぐ:gigazine 
Nexus7にBluetoothキーホ?ート?を接続してみる:youtube
Nexus7にBluetoothマウスを接続してみる:youtube
Atermクレードルモーバイル通信機+Nexus7:月3、853円で:nifty

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