CPUにはQualcomm Snapdragon S4 Pro(1.5GHz)を採用し、従来モデルのNVIDIA Tegra 3からCPU性能で1.8倍、GPU性能で4倍に向上したという。メモリは2GB、ストレージは16GBまたは32GB。7型液晶ディスプレイの解像度は1,920×1,200ドット/323ppiとなり、これも従来の1,280×800ドットに比べて高精細化された。パネル方式はIPSで、Corning glassにより表面を傷から保護する。
薄型軽量化も進められ、サイズはW114×D200×H8.65mm、重量は290gに。従来モデルに比べ、1.8mm薄く、50g軽くなった。バッテリ駆動については9時間以上のHD動画再生、または10時間以上のWeb閲覧が可能なレベルとなった。また、カメラはリアに500万画素、フロントに120万画素のものを、サウンドもステレオスピーカーとサラウンド機能を搭載する。なお、従来モデルと同じく、ASUSが製造パートナーをつとめている。
Android 4.3で追加された機能としては、ペアレンタルコントロールに利用できる機能制限付きマルチユーザーモードや、Bluetooth Smart(Bluetooth Low Energy:BLE)への正式な対応が挙げられる。」マイナビ
かねてからうわさがあった新Nexus7発売が発表された。Nexus7のタブレット端末としての優秀性についてはこれまでのBLOGでもとりあげ、説明してきたからあえてそれを繰り返さない。ここではこの新Nexus7が従来のNexus7と比較してどこがさらに改善されたか、他メーカの同サイズの製品と比べてどこがどう違うかの一覧表(図1、図2)にまとめてあるので参照されたい。
新Nexus7の特色:
・使用Android、4.2から4.3へとバージョンアップした。
・CPUにはQualcomm Snapdragon S4 Pro(1.5GHz)を採用、旧モデルのNVIDIA Tegra 3か らCPU性能で1.8倍、GPU性能で4倍に向上した。
・薄型軽量化も進められ、サイズはW114×D200×H8.65mm、重量は290gに。従来モデルに 比べ、1.8mm薄く、50g軽くなった。
・画面解像度が新Nexus(1920x1200)、旧Nexus(1280x800)と向上し、画面が より、きれいになる。
・バッテリ駆動、9時間以上のHD動画再生、または10時間以上のWeb閲覧が可能なレベルに 改善された。
・旧モデルになかったリアカメラ(500万画素)が新規に装着された。
まさにいいことづくめだ。価格は米国ドル229ドルというから、日本での価格も現価格より、2,3千円上回る程度と想像される。こうしたスペックでは、まさに破格の安さではないか。日本発売日はまだ未定だが、数週間後には登場するものと報道されている。
Google社、この新Nexus7と当時に、スティック型デバイス「Chromecast」を同時に発表している。これは大画面テレビなどのHDMIポートに挿して、タブレットやスマートフォン、PCなどから操作して、YouTubeなどのストリーミング動画を受信・再生することができるものだ。これは画期的なデバイスであり、おもしろそうだ。米国ではオンラインでの発売、店頭での発売が28日からとなっている。価格は35ドル。日本での発売もそのうち発表されるだろう。新Nexusとともにその発売開始が楽しみだ。
こんな形の新製品が発表されると、もはや旧機種は一気にその魅力を失うことになるのは必定である。旧機種の在庫一掃セールが始まるのかどうか。仮にその価格を30%、50%カットしても、果たしてそれでもどれだけ売れるのかどうか。
まあそんなことはどうでもいい。こうなっては我々日本のユーザもあと数週間、このニューモデルの日本での発売を楽しみに待っていた方がよさそうだ。
tad
関係資料:
Google、新型「Nexus 7」を発表:mynavi
米Google、新型「Nexus 7」、Android 4.3、Chromecastの3製品を発表:mynavi
「Nexus 7」2013年モデル、5MPカメラ搭載、フルHD対応で最大9時間駆動:mynavi
新Nexus7と他のタブレットの比較:gizmodo
ウェブ動画をTVに繋ぐ、約3500円で。グーグル夢のドングル「Chromecast」:gizmodo
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