スマホの”月額料金”を画期的に安くする方法:PC507
総務省の調べでは、日本のモーバイル通信料金は月額、7,564円で、これは高いことでは世界第三位だそうだ。通信料金だけですよ。普通はこれに4万、5万、6万の機器本体の料金が加わる。だからスマホを新規に持ち始めると月1万円前後掛かってしまう。
スマホ、スマホというから、まあ始めてみようと、購入契約をする。ご承知のように機器そのものの代金はいろいろ理由をつけて、結構安くしてくれるが、通信料はどうしても高くなる。通話はしますね、と言われたら当然イエス、データー通信の方はLTEなど高速で、安心して使える量を確保しながら、安心のため上限の設定をしますねと聞かれると、はいそうしてくださいとなる。あれやこれやで、結局、結果的には上記のように、7、000円前後通信料が毎月請求されることになる。私も今スマホを一台使っているが、通信料治自体毎月それくらいのものになっている。そんなに高額になるのは、こちらの責任で、別に通信会社が悪いわけでない。しかしそれにしても、通信料は高い。これもっとなんとかならないのかというのが多くのユーザーの共通の気持ちだろう。
特に日本場合途中解約すると多額の解約料を求められ、二年間の契約にしばられるということもある。そんなことが分かっていて契約するのだから、今更そのことに不満をぶっつけてもしかたがないのだが、最近はそうした高い月額のスマホの通信料金が一気に安くなる、出来るという内容の広告をあれこれネットで見かけるようになった。
例えば、Docomoの月額通信料980円のプランとか、ーパージャスコが始めた同じような料金のプランがある。そうしたプラン、どうせなんかかの大きな使用上の制限があって、あまりまともに検討することもあるまいと思い、その内容もよく調べなかった。しかし、昨日、DTIが日本最安、月額490円というプランの広告出しているのを見て、ええっ本当かということになった。それで初めてそうした一連のプランの中身をそれぞれよく調べてみたのだった。
日本で、なぜ携帯やスマホなどの通信料が高くなるか、その最大の理由の一つが多くの場合、キャリヤー毎に携帯電話スマホに入っているSIMカードがロックされているためということだ。スマホや携帯を買うとそれぞれにSIMカードが入っているが、ロックつまり、その特定のキャリーアー以外ではその機器が使えないようになっているわけだ。
日本では多くの場合通信契約をしたキヤリアー(ドコモか、Auか、ソフトバンクかなど)の通信サービスしか受けられないようおになっているのに対し、外国の場合は、SIMカードがロックフリーになっていることが多く、それぞれのキャリアーのSIMカードを購入し、差し替えることで、同じ機器を使ってよりよいサービス内容、より安い通信料のものが選択できるということだ。
そういう背景があって、日本では暗黙のうちに独占的に設定されたキャリアーの高い通信料を払わされてきたということがあった。が、最近総務省の主導もあったと理解しているが、そのSIMのロックをはずし、SIMロックフリーのスマホやタブレットが出回りだした。それが上記ドコモ、ジャスコ(IIJ)の月額980円とか、さらにDTIの490円という超低額のプランが登場してきた背景である。
そうした月額プランについては、その通信サービスの内容(3Gか高速のLTEなのか)、通話機能を含むかどうかなどによって980円であったり、その倍であったり、三倍であったりする。その詳細については今触れない。それぞれの目的でベストのプランを選べばいいわけだ。
しかし例えば本当に490円である程度満足のいくデータ通信ができるのかどうか、それが問題だ。通常の通信契約と違い、そうしたものは基本的には月単位の契約が可能で、契約したら二年間拘束されてしまうということもない。それがたった490円なら、手持ちのスマホで1、2ケ月試してみて、説明通りの内容でなければ止めてしまってもいいくらいのものだ。いや、実際にその内やってみようと思っているところである。
実はその必要もなさそうだ。実際そうしたことが好きなユーザの人たちがそれを試してみて、うまくいったケースをYou Tubeなどで報告をしている例がいくらでもある。これは参考になる。
それを見れば、目的のSIMカードの購入から、それを使ってみたいスマホなどにどのように挿入、設定するかなど一通りの手順がよく分かる。予め手順書を読んでみるものの、少々不安なところはあるが、そうした動画を見れば、まさに「百聞は一見にしかず」で、「なるほど、なるほど」となる。
折角高性能のスマホを購入してみたものの、どうも通信料が高くついてしかたがない。だから、スマホ本体自体はそのままにして、キャリアーを換えてみようとか、SIMフリーのタブレットを購入したいが、通信はどうしようとか、考えている場合、こうした月額料金がとびきり安いSIMカードを購入して、試してみたらいいのだ。これまではそれが出来なかった。
私の場合一昨年前から、Docomo、LGのスマホを購入して使っているが、通話を含む通信料金はやはり7000円近いものになっている。上記のより月額料金の安いもので当該スマホがその対象になっているかどうか調べた上で、一番適切なプランを選択してやってみてもいい。通常初期設定のため3000円位取られるが、その後の月額料金、同じサービス内容で、料金は1/3位に減らすことも可能だろう。
さらにどうせなら、今のスマホの契約終了まで待って、その時点で、最新のスマホやタブレット、SIMフリーのものを選択して、それに最初からベストにマッチするそうした安価な通信プランを組んでもいい。
これから初めてスマホや、タブレットを購入を検討されている方は是非最初からそうした新しいSIMフリーの通信手段を検討されてみることだ。それによって、同じ高性能のスマホ、タブレットを使いながら、従来掛かっている高額の通信費用を大幅に削減することが可能になるはずである。
tad
関係資料:
SIMカードとは:wikipedia
NTTDocomoSIMカード:rakuten
イオン専用SIMカード:aeon
イオンSIMカード設定動画:youtube
DTI490円のSIMカード動画:youtube
図1の説明:
・従来のスマホ
・SIMカード交換対応のスマホであることを確認
SIMフリーが基本だが、ロックを解消できるものもある
・SIMカードにもさまざまな形があるので購入前にそれを
確認
・格安の通信サービスのキャリアーを選択
SIMカードを発注
・従来のSIMカードを取外し購入したSIMカードを設定
・新しいSIMカードを認識したら通信設定
・新しい通信環境のスマホの誕生
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