SuperSpeed USB 10Gbpsは、より高効率なデータエンコーディングを用いて現行のSuperSpeed USBの倍以上の実効データスループット性能を実現する。一方でUSB 3.0のソフトウエアスタックやデバイスクラス・プロトコル、5Gbpsのハブおよびデバイス、USB 2.0製品との互換性は維持される。
今後はUSB Implementers Forum (USB-IF)がUSB 3.1規格の管理を行う。USB-IFは、8月21日(米オレゴン州ヒルズボロ)、10月1日-2日 (アイルランド、ダブリン)、12月(アジア、詳細は後日発表)に開発者カンファレンス「USB 3.1 Developers Day」を開催する。」
マイナビ 8月2日
毎日チェックしているマイナビパソコン関連のトップ記事だが、この記事を読んだだけでは一体なんのことだか、よく分かりにならないだろう。ただ、Windowsパソコンをお使いの方の中でも、未だにXpやVistaなどのパソコンを使っておられる方、最新のWindows8のパソコンの方、いろいろいらっしゃるだろう。ただいずれにせよ、それぞれのパソコンにUSBポートなるものがパソコンについていて、そのバージョンが、2.0であったり、3.0であったりすることくらいはご存知のはずだ。
プリンターにしても、外付けハードデイスクにしても、それをつなぎパソコンで使うためにはUSBケーブルを使うことはご経験済だ。さらにどなたでもパソコンのファイルデータを簡単に保存するために、メモリースティックなるものを2つ3つお持ちになっていることが普通だろう。
Xpのパソコンならともかく、7のパソコンの方なら、そのUSBにも違うバージョン2.0と3.0のポートがあって、転送スピードの違いでそれを使い分けることができることもご存知だろうと思うのだ。
このニュースは、その転送スピードがUSB3.0では5Gpsであったのが、新規格3.1では転送スピードはその倍10Gpsになるということなのだ。この新規格に対応する機器が出てくるのはまだこれから半年先、一年先になるのだろうが、パソコン、タブレット、スマホなどのCPUの性能のアップ、周辺機器の性能アップに伴い、USBの転送速度をさらに向上させるることでIT機器がますます高速化、使いやすくなるということなのだ。
これからどんなパソコン、タブレット、スマホを使っていくか、購入するか、その選定に当たって、それぞれの機器にそもそもそのUSBポートがついているのか、どうか、ついているとしても一体それが、どの規格のものになっているか、必ず確かめることが大切なのだ。
今朝はあえてこれ以上の話はしない。しかし今後このBLOGでも、改めて、そもそもこのUSBとは一体何なのか、その使い方、とりわけ、今やどなたでも多分2、3本はお持ちだと思われるUSBメモリーステイックの選び方、使い方などについて解説したいと思っているところだ。
tad
関係記事:
ユニバーサル・シリアル・バス:wikipedia
図1各世代のUSB
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