2007年3月26日月曜日

2007年3月22日木曜日

「渡辺竜王、最強の将棋ソフト破り面目保つ」:パソコントピックス49


『「ボナンザ」との対局に勝ち、ほっとした表情を見せる渡辺竜王』:読売新聞

この今朝のYahooニュースを読んでみなさん何を感じられますか。私は心情的には渡辺竜王に勝って欲しかった。その通りになってよかったと思っている。人間が機械に負けるなんてしゃくな話である。

もう10年の以前からチェスのチャンピオンとIBMの大型コンピュータが対決したことが何度もあった。人間対コンピュータ勝ったり負けたりしていた。将棋はチェスに比べるとはるかに複雑なゲームであることは間違いない。チェスはどんどん盤上からコマが減っていくが、将棋は一旦取られたものがまた今度は逆の側で使われるからゲームのプログラミングはもっと複雑なはずだ。

渡辺竜王といえば、タイトル保持者だから今の将棋界でもトップクラスのプロ中のプロ、そのプロがやっと辛勝というこのソフト、すごさを感じざるを得ない。開発者は東北大学の大学院生というからたいしたものだ。この保木さん、世界中のIT企業からスカウトされるに違いないない。日本にもこんなすごい人がいることを日本社会は誇りに思うべきだ。こういうことをきっかけに日本からもインドに負けないようなIT技術者が沢山育つきっかけになることを祈りたい。

そのソフトを動かすハードは要するに高級パソコンなんだろう。我々が毎日使っているパソコンでだって計算は少々遅くても十分動くはず。市販されているのかどうか知らないが一度対戦してみたいもの。二枚落ちでも全然歯が立たないことは間違いない。それはしゃくだからやめておこう。

すごい時代になったものだ。そういえば永世王将になったばかりの羽生さん、名人の森内さんなども一度対戦してみろという声が上がるかもしれないが、私はやめておいた方がいいと思う。渡辺竜王がコンピュータに勝って一番ほっとしたのは、ご本人よりも日本将棋連盟だろう。連盟は棋士が勝手にコンピュータと対戦することを禁じているようだ。
棋界だってそれくらい厳しい生き残りの世界なのだ。そういう意味でも先日書いた女子プロの独立の話など問題外ではないか。

「パソコンを 相手に待った へぼ将棋」

10年も前に作った句だ。私のつまらない著作本(50歳からのパソコンライフ:P153)に載っている。

その頃の将棋ソフトなんてせいぜい5,6級だったと思う。

tad

2007年3月16日金曜日

厳しい判決


今日のYahooBLOGより

tad

2007年3月14日水曜日

2007年3月13日火曜日

2007年3月12日月曜日

2007年3月1日木曜日

株価下落と町の反応

株価急落解説「楽観論偏重」のもろさ:毎日新聞

日経平均が6年9か月ぶりに18.000円台を回復し、株式市場が大いに盛り上がったのはつい5日前、23日のことだ。その後の展開、見通しについてNHKが三人のアナリストの見方を紹介していたことが適切だったとBLOGに書いた。この毎日新聞の記事のように決して「楽観論偏重」ではなく、むしろ下がるという見方もちゃんとあった。そうだろうと思っていたし、このニュースを聞いて、まずはその調整が始まったかという感想である。

いや、私なども機会があれば勉強的な意味で投資をやってみたいと常々考えていてその準備もあるのだが、なにしろ時間がないので未だにやっていない。だから今回のことなどむしろ一つの好機とも考えるが、今後市場の展開がどうなるか、やはり全くわからない。
プロにだってわからないのだもの。

ニュースを見ていると、町の一般の投資家がショックだったとか言っていたが、今後ともとも一喜一憂の展開になることだけは間違いないのだろう。

23日に書いた川柳は「町の声 さらにあがると したり顔」
今日のは「ショックだと もっともらしく したり顔」

私? やっぱり株どころじゃないですね。いや、株が上がったり下がったりするのは私自身の運勢みたいなものでそれを観察していること自体はおもしろいですね。私は星占いなど信じませんよ。全く何の科学的根拠もないものだろうし、そういう意味では少なくとも株の動向についてはまだある種の予想はできるかもしれないとは思いますがね。ただそれだって株なんて経済だけでなく、地政学的リスクに影響されるから何が起こってもおかしくない。

上海で始まったこの騒ぎ、上海の多くの大衆投資家が、口々にショックだと深刻な顔をしていた中で、あるおじいさんが、「昨日は大損したけど、今日はその分取り返したよ」カカカと笑っていたのが印象的だった。

そうだな、ああありたいね。みな株なんてゲームを楽しむような感覚でやればいいのだ。
tad