2017年7月31日月曜日

Googleフォトのバックアップの便利さを再認識、PC76

昨日のBLOGで自治会の夏祭りのことを書いた。たしか2,3年前にもそのことをBLOG
書いたことを思い出した。それは何時のことだったか、記憶は定だかではないが、7月最終土曜日か、8月の最初の土曜日であるから、BLOGに登場するのはその翌日ということになる。

それで前回BLOGに書いたのは2014年8月3日に2日の「自治会夏祭り」のことを主題で書いたことを確認した。改めて読んでいただくほどのものでもないが、冒頭のouTubeへの投稿動画をちらっと覧いただければ幸いである。

ちなみに2015年には夏祭りのことは書いていない。その年、たしか丁度Windows10が正式導入されたのがたしか2015年の7月29日だった。だから、そのトピックスが忙しく、夏祭りどころでなかったのだろう。さらに昨年2016年は、丁度入院中だったからそもそもそれもそれどころでなかった。

いや今日のBLOGで書いておきたいことは、夏祭のことではない。

その2014年のBLOG動画作成のために結構な枚数の写真を撮っている。その写真すべて今もしっかり「Googleフォト」に残っているのだ。その年の8月には、夏祭り、花火大会、横田基地開放、白馬旅行のことなどなどおそらく500枚、いやそれ以上の枚数の
写真を撮っている。それが全部その頃すでに始まっていたGoogleフォトのクラウドサービスに無料で保存されている。たしか2096X2096というサイズだからその精度も十分なのである。

デジカメなどで撮った写真・動画はいろいろな方法でフォトに保存できた。当時すでにデジカメで撮った写真、ビデオで撮った動画などフォトに自動的に取り込みバックアップ出来るようになっていた。そのこと自体大体は確認はしていたが、実はその内容まで必ずしもちゃんと確認していなかったのだ。改めて調べてみたら、2013年位からの写真、動画、全て撮ったものはGoogleフォトにバックアップ保存されていた。もちろんそれは現在も続いている。

ちなみに現在は主役はデジカメやビデオでなく、スマホになっているが、バックアップ機能は同じように作動しているようだ。

最近パソコン、私自身のものや家族が使っているものが、故障して修理に出すことが重なった。その都度修理のためにファイルデーターが消えてしまうから、バックアップしてあるか、その必要があるかと修理先から聞かれたものだ。今更そんなことを聞かれてもしかたない。私はハードデイスクへのバックアップ保管など一切やっていない。

確信はなかったが、重要なファイルデータとなるとせいぜいはそうした写真・動画類が殆どだから、それはフォトに保存されているはず。バックアップ不要の返答をした。

確信はなかったが、写真動画の類はすべてGoogleフォトに保存されていたのである。うん
それはよかったと改めてその威力を再認識したのだった。

是非この機会、この便利なフォト機能をお使いになることを改めてお勧めしておきたい。フォトにはその他さまざま便利な機能がありそれも今後もっと活用したいと思っているところである。

いや一作日の夏祭り光景、もし雨でなかったら、3年前のフォト保存の写真を使っても殆ど変わらない風景そのものになる。いや、もちろんそれは冗談だが。

今朝のBLOGはこのフォトの便利さ、威力をお伝えすることが目的で、その使い方、方法論については、これまでもお伝えしているところもあり、今回は省略させていただく。

tad

参考資料:
写真や動画をバックアップする:Google

フォトに保存されていた2014年の夏祭り写真や動画:ほんの一例


2017年7月30日日曜日

雨の夏祭り

昨夕久しぶりに見学に行こうと楽しみにしたいた地元の夏祭りが雨で中止になった。夕刻4時から始まるはずだった。孫が参加している中学吹奏楽部の演奏が5時半頃だと聞いて
いたので、5時には行ってみようと思っていた。

ところが悪いことに3時頃から雨が降り出した。結構の降りだ。あれあれと思ったが、とりあえず出かけてみた。

夜店などはなんとかなるかもしれないが、予定されていた地元小学校、中学校の器楽演奏などこんな雨ではどうしようもない。中止になったようだ。

雨は一向に止みそうもないので、私も帰宅した。

この日の演奏のため一生懸命練習した小学生、中学生がかわいそうだった。楽しみにしていた幼い子ども達はさぞやがっかりしただろう。

この日のためにさまざま苦労して準備をされた自治会役員の方々が気の毒だった。同情と慰めの言葉を送っておきたい。

帰宅して濡れた体はシャワーを浴びてなんとかなったが、気分は晴れなかった。天気のことだからしかたがない。

夏祭りどころか、大雨大規模災害で被災した人たちのことを思えば、これくらいのことはちょっと運が悪かったね程度のことだと思い直した。

tad

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2017年7月26日水曜日

Windowsペイントの廃止?、PC73

『さらばMSペイント? 人気お絵かきアプリ、間もなく廃止か

米マイクロソフト(Microsoft)の基本ソフト(OS)ウィンドウズ(Windows)に搭載されてきた描画・画像加工アプリケーションの草分け的存在「ペイント(Paint)」が廃止される可能性があることが分かった。

【写真】「ペイント3D」を紹介するMS幹部

マイクロソフトは、今秋に予定されるウィンドウズ10の大規模アップデート「Fall Creators Update」で廃止されるか、廃止の可能性があるアプリケーションのリストを公開。ペイントはこの中で「積極的な開発が行われておらず、今後発表されるバージョンで廃止される可能性がある」とされている。

ペイントは、1985年にウィンドウズ付属アプリケーションとして登場して以降、根強い人気を誇ってきた。マイクロソフトは三次元(3D)描画ソフトに力を入れており、旧ペイントのファンは今年初めに登場した「ペイント3D(Paint 3D)」で悲しみを和らげられるだろう。』 AFPBB 

日頃Windowsパソコンを使っているユーザーは、このニュースを見て、一瞬えっ、あのWindows定番のお絵描きソフトペイントが廃止されるのか、と心配されてもおかしくない。私もそうだった。しかし、Windows10以前のものならともかく、最新のWindows10利用のユーザーにとって特に何の問題もないことは当ニュース解説記事からも明らかである。

つまり、今年初め、Windows10の大規模な更新があり、旧式ペイントそのものは、すでに『ペイント3D』に置き換わっている。Windows10のユーザー、まずはそのことを確認されておかれることだ。

パソコン内アイコンで表示されている「ペイント」をクリックすると、旧ペイントでなく、新しい「ペイント3D」になっているはずだ。なっていない方はそれが問題で、更新の手続き完了されることだ。

「ペイント3D」は、旧ペイントに3D画像作成の機能がついたもので、旧ペイントの機能はほぼ百%備えている。だから、ペイントとして使用上なんの問題もない。画像の透明度指定や、Pngの背景透明をきちんと読み込めるようになったなど、旧ペイントの機能にないものを新しく備えているから、Windows10のユーザーにとってはなんの不満、問題はないはずだ。

私自身、今のところその3D機能は未だ殆ど使っていないが、従来の機能はそのまま使い続けている。

それが不満で、更新でせっかく「ペイント3D」になったものをわざわざ旧ペイントに戻すユーザーがいるらしいが、信じられない。なぜそんなことをわざわざされるのだろうか。

そもそもマイクロソフト、なぜこの「ペイント」廃止のことをわざわざ大げさに発表するのか。要するに、Windows10以前の古いOSを使っているユーザーに、早くWindows10に移行して欲しいからだろう。たかが旧ペイントソフトごときものを廃止するのをどうのこうのとやる魂胆はそういうところだろう。

それはそれとして、もう一つ今年初め大幅更新したWindowsを、今秋またまたさらに大々的な更新を行うのだという。そのことの方がはるかに大きな問題だ。現在のWindows10はほぼ万全の機能を備えていて、殆ど使わない機能を含めて、特に大きな不満点はない。一体これ以上何を、どの部分を大幅更新するというのか。

毎日Windows10のパソコンを使っているが、すでにそのOSがどうのこうのそれ自体の
使い勝手、使いやすさなどたいした問題ではないレベルに達しているのではないか。OS自体をどんどん高級化するのはいいが、それに伴ってWindowsパソコン自体にまつわるトラブル、減るどころか、ますます増えているのではないか。

パソコンでやりたいのは、ネット閲覧、ドキュメントの作成、画像・動画編集作業などなどであって、OS自体をあれこれ触ることでない。パソコンで本来やりたいことを軽快にスピーディにやれることが必要なのだ。

OSの更新ばかりにかまけていると、若者のWindowsパソコン離れ、Chromebookやスマホへの移行がさらに進むのではないか。

ペイントの話がちょっとそれてしまったが、画像加工・編集処理という基本的なソフトを、10年20年の間全くバージョンアップしないでやってきた事自体がおかしい。それぞれのOSのバージョンアップに合わせてもっと使いやすい「ペイント」の開発にどうしてもっと注力してこなかったのか。

やっと出てきたのが、「3Dペイント」だったのだ。ところが、このソフト相変わらず、オフラインソフトなのである。どうして、「3Dペイントオンライン」を開発しないのか、してくれないのか。

今や、メール、ドキュメント作成ほかあらゆるパソコンワークは、Googleのトータルアプリパッケージを利用して処理している身として、Word、Excel、PowerPointオンライン
に並んで「3Dペイントオンライン」を出してくれないものか、切望しているところなのだ。

なければ、それはそれでいい。今やオンラインで使える画像処理ソフトなどいくらでも存在している。その使用を検討するまでだ。

tad

参考資料:

さらばMSペイント? 人気お絵かきアプリ、間もなく廃止か:AFPBB 

ペイントとPaint 3Dの違い:BLOG



2017年7月24日月曜日

シング シング シング、第48回 宮地樂器ピアノ発表会

図1 画像非表示の場合 クリック

昨日7月23日、孫娘(中2)が幼稚園年少組の頃から通っているピアノ教室の発表会が
あって、見学に出かけた。初めて参加以来、ずっと参加を続けてきたから、たいしたものだ。

普通最近のピアノ教室の教え方、教材の選び方なども教室、先生によってもかなり違うところろはあるが、伝統的というか、標準的な教材は、バイエル、チェルニー100番、ブルグミュラー、ソナチネなどを小学校6年卒業までにこなせれば、まあまあ平均的な進み方というところだろうか。

孫娘も小学校卒業から二年ソネチネ、ソナタのやさしいものを弾ける程度にはなったから
まあまあよかった。両親は将来別に音楽専門学校に入るのでなく、ピアノは一つの趣味として楽しめればいいという考えであったし、私もそれでいいと応援を続けてきた。

ところが、ちょっと驚いたのは、今年の場合、発表会で弾く曲が、クラシックでなく、シングシングシングというジャズ曲であった。これまで十年近く、ジャズ曲など弾いたこともないし、それを習ったこともなかったはず。

中学に入って、吹奏楽部に入って、演奏する中にクラッシックに加え、ジャズなどもあり
それに興味を持ったようだ。自分でこのシングシングシングを選んでピアノ・レッスン曲とは別に楽しんで弾いていた。その結果今年はクラブ活動が忙しいこともあって、クラッシクを十分練習する時間がないこともあって、この曲ならなんとかなると発表会曲に選んだようだ。

私もジャズは嫌いではないが、実はこのスイング・ジャズの超有名曲なのである。そのことを知らなかった。それはそうだろう。これはルイ・プリマというトランペット奏者が、1936年に作曲したものだ。どなたかの誕生年より昔のものなのである。

孫娘、この曲が超有名曲だから、選んだわけでない。初めて聴いた時にぱっと気にいって
気に入って弾いてみようと思ったのだろう。

私も聴いてみたが、なるほど今日でもそれが通用するところはよくわかった。要するに
クラシックであれ、ジャズあれ、洋楽ポップであれ、日本の歌謡曲であれ、どんなジャンルであれ、なんでもいいものはいいのだ。それが音楽の良さなのである。

孫娘の発表演奏はそれはそれでよかったが、そんな演奏テクニックがどうのこうのより、私にはこんな曲を選んで、シングシングシング、聴かせてくれたこと自体、大いに満足な発表会であった。

tad

参考資料:
シングシングシング:Wikipedia
図1  発表会
図2:(シングシングシング どんな曲か、YouTube演奏例)



2017年7月1日土曜日

Googleに独占禁止法違反で3000億円の制裁金

『1日、Google(グーグル)はEU競争法(独占禁止法)に違反したとして、24億2000万ユーロ(約3000億円)の制裁金を払うように命じられました。

欧州連合(EU)欧州委員会は、商品を比較するGoogleショッピングで、Googleが優位になるように検索結果を操作していると判断。また90日以内にこの問題が解決されない場合は、1日1250万ユーロ(約16億円)の罰金が課せられます。これは、欧州委員会の過去最高額の制裁金となります。

「Googleは、自社の比較ショッピングサービスを促進するために競合サービスを降ろすなど検索結果を改変し、市場競争を不当に操作しました」「これは競争ではなく、EU独占禁止法の下では違法です」とベスタゲール委員は述べました。

Googleは、この声明を押し返し、検索エンジンの顧客に対して、可能な限り最高のサービスを提供していると主張しています。広報担当者は以下のように述べています。

「オンラインショッピングをする際、ユーザーは素早く、簡単に探している商品を見つけたいと思うでしょう。そして広告主は同じ商品を宣伝したいと考えています。だからこそGoogleは、ショッピング広告を見せることで、ユーザーと数多くの広告主、双方にとって有益となるように、大小さまざまな方法で繋いでいるのです。」

双方がそれぞれの主張を展開しています。

詳しい法律的な内容まではわかりません。Googleは当然司法裁判に持ち込みますがその結果がどうなるかも不明です。がGoogleがこの決定を覆すことは相当困難なことはそうでしょう。』Gizmodo

このEUの決定は、Googleと競争関係にEU内のIT関連企業からの訴えで、始め、取ったアクションでしょう。これまでも、米国企業については同じような訴訟が、アップルや、マイクロソフト社に対してもありました。ただ今回の制裁金の大きさは、過去最高のものであり、その大きさには驚かされます。

Google自体こうした訴訟に対しては予測もしていたし、その対策にも全力をあげるでしょう。裁判はその決着まで数年の長い時間が掛るはずです。ただ欧州委員会が念入りの準備をし、始めた訴訟、Google敗訴となる可能性が大であることは上記ニュース記事の通りです。

ただ従来の同種の訴訟と比べ、今回のGoogleの訴訟がちょっと違う点、争点が違うように感じるところがあります。

Googleの検索が欧州他社のそれと比べて、90%前後という圧倒的なシエアを持っていて、それが『独占禁止』を定めた法律に違反するということ、そう云われたら、なるほどそうかもしれないと受け止められるのは必然です。

しかし、問題はそのことによって、Google検索を利用している消費者が一体どのような被害、不当な損害を被ったかが問われなければなりません。

そもそも、なぜGoogleの検索がEU域内でそんな大きなシエアを占めるに至ったのか、という原点に戻るべきです。それは消費者がそのおおきなメリットの故にそれを選択したということです。

そもそもGoogleがその独占的地位を利用して、不当に高い使用料を消費者に強いているというのなら不当競争という言い分は成り立ちます。

しかしGoogleの検索に限ってはそうではないでしょう。なにしろ価格が高いもなにも、あらゆるGoogle検索自体、無償、無料で行われています。Googleは全社で高い収入、利益をあげています。しかしその殆ど、検索を含めたさまざまなソフト、クラウドサービスについては、法人ユーザーは別にして一般消費者に対しては基本的には無料で対応しています。その主な収益は法人広告から得ているのです。

広告収入となると、それはその独占的地位を利用して強制的にあげているわけでなく、自由競争の原理に基づいて得ているはずなのです。

検索機能を独占しているのはけしからんと云うが、その機能をフルに活用し大きなメリットを得ているのは法人、一般消費者そのものではないのでしょうか。実際、そうした独裁禁止訴訟は、アメリカ本土は、もちろん、その他世界各地どこにも起こっていない現状です。

アメリカという国、独占禁止法というもの、欧州ヨーロッパ以上に厳しく適用されることの多い国です。そんな背景のなか、かって米国内でこんな訴訟が起こったことは聞いたことがありません。日本でも同じことが言えそうです。

『ググる』などという言葉が、一般化した日本そして世界、Googleのそれが、世界中で圧倒的なシエアを保持するに至ったのは、それが優秀で、しかも無料で使えるという事実によっています。

そんな状況の下、『独占禁止法』に違反する行為として制裁金を課すという今回のEU欧州委員会の決定が果たしてどれだけの正当性があるのか、その法律論はともかく、私個人、一消費者として、大きな違和感を感じているところです。

まだこの問題、情報が十分得られていません。今後この問題、どのように展開していくか、大いなる関心を持って見守っているところです。

tad

参考記事:
Googleに独占禁止法違反で3000億円の制裁金:Gizmodo
EUが目を光らせるグーグルの「反競争的慣行」:Reuters