2007年3月1日木曜日

株価下落と町の反応

株価急落解説「楽観論偏重」のもろさ:毎日新聞

日経平均が6年9か月ぶりに18.000円台を回復し、株式市場が大いに盛り上がったのはつい5日前、23日のことだ。その後の展開、見通しについてNHKが三人のアナリストの見方を紹介していたことが適切だったとBLOGに書いた。この毎日新聞の記事のように決して「楽観論偏重」ではなく、むしろ下がるという見方もちゃんとあった。そうだろうと思っていたし、このニュースを聞いて、まずはその調整が始まったかという感想である。

いや、私なども機会があれば勉強的な意味で投資をやってみたいと常々考えていてその準備もあるのだが、なにしろ時間がないので未だにやっていない。だから今回のことなどむしろ一つの好機とも考えるが、今後市場の展開がどうなるか、やはり全くわからない。
プロにだってわからないのだもの。

ニュースを見ていると、町の一般の投資家がショックだったとか言っていたが、今後ともとも一喜一憂の展開になることだけは間違いないのだろう。

23日に書いた川柳は「町の声 さらにあがると したり顔」
今日のは「ショックだと もっともらしく したり顔」

私? やっぱり株どころじゃないですね。いや、株が上がったり下がったりするのは私自身の運勢みたいなものでそれを観察していること自体はおもしろいですね。私は星占いなど信じませんよ。全く何の科学的根拠もないものだろうし、そういう意味では少なくとも株の動向についてはまだある種の予想はできるかもしれないとは思いますがね。ただそれだって株なんて経済だけでなく、地政学的リスクに影響されるから何が起こってもおかしくない。

上海で始まったこの騒ぎ、上海の多くの大衆投資家が、口々にショックだと深刻な顔をしていた中で、あるおじいさんが、「昨日は大損したけど、今日はその分取り返したよ」カカカと笑っていたのが印象的だった。

そうだな、ああありたいね。みな株なんてゲームを楽しむような感覚でやればいいのだ。
tad

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