2014年7月29日火曜日

エキスプローラを使ってフォルダー・ファイル操作をする:基本シリーズ61、PC779

昨日のBLOGでは、OneDriveローカルパソコン側とクラウド側のドライブのフォルダー、ファイルの同期の状況を目で確認出来るよう、PC画面に双方のドライブを対比表示する方法を紹介しました。

パソコン側で様々なフォルダー、ファイルの操作をするとそれが、クラウド側に同期し反映される。逆にクラウド側でフォルダー、ファイル操作をすると、今度はそれがPC側に同期、反映されるということです。

そうすることで、パソコン側、クラウド側双方のフォルダー、ファイル内容が常に最新の状況に更新されます。

かってそうしたオンラインストレージの仕組み、サービスがない時代には、パソコンのフォルダー、ファイルは何らかの方法で定期的にパソコンのハードデイスクや、Webサイト上に一括保存しなければならなかったのがです。ところがGooglDrive、OneDriveなどのクラウドサービスの登場で、ローカルパソコン側の操作、さらにクラウド側の操作が互いに自動的に同期するので、いわばパソコンのあらゆる種類のファイル・データーのバックアップがオンラインストレージ上に自動的に行われるようになったのです。

パソコン側からエキスプローラーを使ってフォルダー・ファイル操作を行う:

さて今朝のテーマはWindowsパソコンでOneDriveを使いこなす場合のパソコン側での操作法です。もちろんこれはあらゆるクラウドサービス利用の場合、共通の方法です。

Windowsパソコンには、伝統的にエキスプロラーというソフトが、パソコンにプレインストールされています。それは、IE、インターネットエキスプローラーではありません。パソコン内ドライブ、ハードデイスクドライブのフォルーダー、ファイルを総合的に管理したり、さまざまなフォルダー、ファイル操作を行うためのものです。

ただ。パソコン内のフォルダー、ファイル操作となると、特にエキスプローラーのメニュを意識して使わなくても、対象ファイルを選び、右クリックすることで、一連の操作のためのサブ・メニューが表示され、それを実行することで必要な操作が行えることはご存じの通りです。

一連の操作とは、それぞれフォルダーのレベル(メイン、サブ)にもよりますが、例えば、フォルダー作成、開く、スタートページへのピン止め、名前の変更、コピー、移動などです。それぞれのレベルでどんな操作が関連してくるか、パソコン側で自動的に判断し、そのレベルで関連する操作の内容をメニュー表示してくれるわけです。

通常のフォルダーであれば右クリックで次のアクションを選択し実行することで、必要なフォルダー、フォイル操作が実行できます。図1



ところが、これがOneDrive配下のフォルダーとなると、状況が違ってきます。対象ファイルをただ右クリックすると、そこで対象になっているメニュー一覧の表示自体に非常に時間が掛かります。その理由はこれは単なる想像ですが、OneDriveのフォルダーですから、それはクラウド側のファイルと連動しています。それがどういう関係になっているかのチェックに時間が掛かるのだと思います。

そこで対象のアクションを対象ファイルを右クリックでなく、選択チェックマークを入れるだけにして、必要なアクションは上記エキスプローラーツールバーの中から選んだ上で実行してやります。フォルダー作成、名前の変更、コピー、移動など一覧のファイル操作実行です。

その方法だと、殆ど時間が掛かることなく、必要なファイル操作が実行できます。Windows8.1はOneDriveが自動的に使えるように設定されていますが、ローカルパソコン側のファイル操作はWindows8.1にインストールされているエキスプローラーの使用を推奨しているのはそのためでしょう。

エキスプローラーにどのようなメニューがあるか、画面で確かめてそれぞれ試しに実行してみることです。図2 上記右クリックして実行する場合との違い、時間差が確認できるでしょう。




エキスプロラーを用いて、各種パソコン側のファイルを操作した結果、それがOneDriveクラウド側に同期し、反映していることを確認しましょう。実際に自分自身でさまざまやってみて確認することです。

その操作に慣れること自体がクラウドコンピューティングのための基本中の基本です。

明日は今度はクラウド側でのフォルダー、ファイル操作の概要についてお話しします。
こちらの方はエキスプロラーなど使うのでなく。独自の操作法、それはむしろ伝統的な右クリック操作でほぼできるというところがおもしろいです。

tad



0 件のコメント: