2013年8月11日日曜日

熱中症時代熱中するもの

世界陸上の女子マラソンで福祉加代子が銅メタルを獲得した。今世界水泳も開催中、そして世界陸上が昨日から始まった。私自身そうしたことに殆ど関心がない。TVの実況中継なども殆どみない。もちろん日本選手ががメダルを取ったら、それはよかったと思うし、おめでとうとも言いたいし、それはなにより彼らの日頃の努力の賜物であることを認めるものだ。

昨日土曜日午前中は所属する卓球クラブで2時間ほど卓球を楽しみ、大汗を掻いた。その後シャワーを浴びて帰宅したのが丁度正午。昨日は妻が不在だったので、コンビニで買ってきたトリの唐揚げ棒と冷やし中華を食べ、それに冷蔵庫の缶ビール一本をおいしく飲んだ。さすが疲れがどっと出たのだろう。そのままクーラーの効いた部屋で寝込んでしまった。クーラーは冷えすぎないように26度位に設定しておくことは忘れなかった。いや、快適なことこの上なかった。

多分2時間位寝たのだろう。目が覚めたのは午後4時位だったと思う。昼寝は30分位がいいとか悪いとか。そんなのはうそ。要するに体が求めるまま寝ればいいのだ。起きだそうと思ったが、横になったままTVのチャンネルを回して甲子園の野球や、世界陸上の様子を見ているうちに、やはり相当疲れていたのだろう。またまた眠りに入ってしまった。夜中の話ではない。真昼のことである。

と言うのも、実は先週なんと月、水、金、そして昨日土曜日、なんと四度も卓球をやっているのだ。しかもかなりハードな内容である。いつもの月だと普通他にパソコンクラブやピアノクラブ、ボランティア活動があるから、そんなに多く卓球をやることはない。したくても他にスケジュールがあるからできないのだ。

ところが8月はそうした活動はすべて休み、卓球だけはできるものだから結果的にはそうなってしまった。ただ機会があるからやるのでなく、おもしろいし、体力的にも十分できるからやったのだった。そうはいいながら、さすがその疲れが溜まっていたのだろう。ビールのせいもあって、昼間からそんな長時間の睡眠になってしまったわけだ。

二度目の昼寝から覚めたのは多分夕刻6時半くらいだったか、つけっぱなしのTVが丁度女子マラソンの様子を中継していた。レースは丁度中盤、イタリヤ、ケニヤ、エチオピアの選手についで福士選手が4位で走っているところだった。五位に木崎がという場面だったか。おう、これはすごいとそのまま、最後のゴールまで一時間ほど観戦してしまった。
福士が三番手で競技場ににこにこ笑顔で手を振りながら現れた場面には感激した。いや、ほんといい場面を見せてくれてありがとうという感じだった。ついで4番手の木崎、こちらはゴールの瞬間涙していたが、彼女のお父さんらしい人の満面の笑顔がこれまた対照的だった。

残念な場面は野口みずきが脱落したところ今回彼女は体力的にはそれが限界だったのだろう。結果的には棄権するのだが、競技技者にとってはまことに過酷な場面には違いない。競技後の担当医師が、軽い熱中症であったという談話があったがまこと気の毒なことだった。野口はなにしろアテネオリンピックの金メダリストなのだ。スポーツに限らず、あらゆる世界で、人間には必ずそういう日が訪れるものなのだ。

いや、それは誰にとっとも現実なのだ。自分自身はもちろんそうである。そんなプロ中のプロの人たちと比べるべくもないが、週4回二時間程度の卓球をやったくらいでこんなにへとへとになってしまうなんてと、福士と木崎の笑顔をみながら思ったものだ。しかしだからと言って、それがやり過ぎたとか、もう少しほどほどにしておいたらよかったとは全く思っていない。

マラソンのTVが終わりやっと起きだし、今度はワインをグラス一杯と軽い食事をした。と、またもや睡魔だった。そのまま再度ベットに直行寝入ってしまった。次に起きだしたのが今朝の夜中の2時、いやさすが長時間の睡眠後、いつもより、その寝起きの爽やかな気分と言ったらなかった。

そして書き出したのが本稿だ。今5時10分、そろそろ仕上げの段階だ。

最近のTVニュース、どこもかしこもとにかく暑い暑いの一点ばり。どこもかしこも、人々がそれにうんざりしている様子、熱中症のこと、その対策のことばかりやっている。その対策、こまめに水を飲めだの、外出を控えろだの、傑作なのはクーラもちゃんとつけろなどと言ってることである。専門家と称する人を引っ張りだして、あれこれ言わせるが皆言うことは大同小異だ。それはそうだろう。別に間違ったことを言ってるとは思わないが、よくもまあ皆さん同じこと、当たり前のことをおっしゃるものだと思う。

私が一つ言っておきたいことがある。多分こんなことは誰も言わないことだ。熱中症を避けるというか、予防するために一番大切なことは、なんでもいいから一つ、二つ時間を忘れて「熱中」できること、没頭できることを持つことだ。そのうちの一つは、それをすることで「健康」な汗を掻けるスポーツであることであろう。

それはなんでもいい。なにかすポーツをやり、汗を掻き、それをさっぱりシャワーで流す。要するに正常な新陳代謝を実行することがなにより大切なのではないだろうか。その結果正常に食事ができ、正常な睡眠を取れることこそが最上、最善の熱中症対策であるということだ。これは間違いない。私の場合、それはいうまでもなく卓球である。

水をこまめに飲めだの、室温は何度に保て、塩分を補給せよなど何を当たり前のことを言ってるかである。あの灼熱の中で野球をやっている高校球児が熱中症になったという話など聞いたことがない。カンカン照りの中2時間半も走り続けるマラソン選手も同じことだ野口みずきが熱中症で棄権したと報道されたが、そう言っておけば世間の理解も得やすいという医師や周辺の人達のむしろ機転にすぎないのではないか要するに、野口さん今回はマラソン選手というかスポーツ選手としての基本的な体力作りに失敗したということが根本原因なのだろう。

あれだけの過酷なレースの後の福士や木崎のあの余裕に満ちた笑顔は一体なんなのだろうかと思う。考えてみれば、彼女達、試合前にも毎日々々相当な距離を走っているのだ。一見きゃしゃとも見えるあの体にどうしてあれだけの体力がつくのだろうとつくづく思う。
鍛えればそれができるのだ。しかも体を鍛えるということは別に若者だけにできる、スポーツ選手だけに必要なことではない。もちろん年齢に応じたレベルがあるとは思うが、人間の体力はそれぞれ想像以上に絶大な可能性を秘めていることだけは間違いない。

週4回はたしかにやり過ぎだった。しかしこの酷暑の中それが良かったと逆説的に言えそうだ。まあたしかに毎朝のラジオ体操に加えて週2,3回の汗たっぷりの卓球が私の健康つくりの基本であることには違いない。それを基本にしようと改めて認識したところである。

熱中症対策?、そんなもの改めて考えたこともないし、考える必要など全くないのである。

tad

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