昨日のBLOGでこれからスマホを購入する場合、さまざまあるスマホの中からどんなOSのもの、どんなものを選んだらいいかについて書いた。それには我々のようなパソコンユーザーからすると、という条件が一つついていた。が、総合的観点からすると、結論としてはやはり、GoogleAndroid系のものになるのではないかという結論であった。
それは一つ参考意見だと聞いていただければ、ということだった。そして偶然なことだが、昨夕ネットニュースをチェックしていると、マイクロソフト社がスマートフォンの業績悪化のためスマホ部門で、1850人の従業員を削減すると記事があった。
マイクロソフト社、後発のスマホ部門でなんとかアップル、Googleに追いつこうとさまざま試みたもののどうも上手くいかず、その挙に出たのだ。スマホ事業から撤退するというのでなく新製品の開発は継続するということも同時に発表していたが社内スマホ関連部門、担当者のやる気、モラールの低下は避けられないところだろう。
いや、このマイクロソフトのことは、それはそれでいい。今朝書いておきたかったは、その一方でどうしてGoogleAndroid関係のアプリソフトが百万件ともいわれるような豊富な
数を生み出しのか、そしてそのおかげで、それがAndrorid端末のマーケットシエアを支えることになっているのか、その仕組み、システムについてである。それが今朝のBLOGの主題である。
Googleの方にも、Androidアプリ専門分野があり、何人もの開発担当者が存在するのだろう。ただあのGooglePlayストアにある豊富なアプリは、必ずしもGoogleの専門社員が直接開発に関わったのではない。それは主として、デベロッパーと称する外部のアマチュア、プロの技術者、プログラマーなどによるものである。彼らはGoogleの社員でもなんでもなく、それぞれ独立したデベロッパーなのである。
GooglePlayのサイトに彼らが作成したアプリソフトが掲載されるよう、彼らは登録料25ドルを払ってデベローパーとして登録する。作成したアプリをPlayストアに送り、一定の審査を経たものが、Playストアに登録される。有料、無料のものがあるが、ユーザーの評価を得、評価に応じて一定の収入が得られるようになっている。
詳細は関連資料をじっくりお読みいただければいい。プロとして、それで生計を立てる
デベロッパーもいるだろうし、別に仕事を持っていて、趣味として、そういうデベロッパーの仕事を楽しんでやっている人も多くいるのだろう。いや、案外そうしたデベロッパーの方がいい仕事をするケースが多いことは、この世界では昔からの伝統的な側面である。
Googleは毎年年間何度かそうしたデベロッパー会議をGoogle本社近くの会場で開催している。今年は5月20日からの3日間にわたりサンフランシスコでそれが行われた。その様子がYouTubeなどで紹介されている。YouTubeでの説明では会場に参加しているのは6千人程度だが、世界中のそうしたデベロッパー会議にトータル何万ものデベロッパーがネットで参加しているのだ。
いや、すごい仕組みだと改めて感心する。
まさに世界中の優れたデベロッパーを総動員する方法なのだ。その作品についての評価は実際にアプリを使ってみたユーザーが下す。そしてそれに応じて。正当な報酬がデベロッパーに支払われるのだ。
今回はGooglePlayストアについて書いたが、私たちパソコンユーザーが使うChromeWebストアも基本的に同じ仕組みなのだろう。
ユーザーの立場からしてその恩恵いやというほど経験している。Webストアのものは殆ど無料であり。そのありがたさは身にしみて感じている。これからは徐々に、GooglePlayストアの方にもアプリを求める機会が増えてきそうだ。
大いに楽しみにしているところである。
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tad
参考資料:
マイクロソフト1850人のスマホ関連従業員を削減:itmedia
Google I/O 2016 Keynote:youtube
Google Play デベロッパー アカウントへの登録:google
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