2013年9月5日木曜日

あなたはこだわり派それとも合理派?:PC520

「アタッチメントでスマホと接続! ソニーの円筒型カメラ「DSC-QX100」「QX10」発売

ソニーは9月4日、ドイツ・ベルリンで開幕する世界最大級の家電関連の見本市「IFA 2013」に先駆け、プレスカンファレンスを開催。スマートフォンと連携利用が可能なデジタルカメラ「Cyber-shot(サイバーショット)」の新製品「DSC-QX100」「QX10」を発表した。価格や日本での発売については明らかにされていない。QX10

「DSC-QX100」「QX10」はともに、液晶モニタを省いた円筒型のデジタルカメラで、本体に収納可能なアタッチメントを利用してスマートフォンに接続できる点が最大の特徴。スマートフォン側に専用アプリ「PlayMemories Mobile」をインストールすることで、本製品のレンズでとらえた画像をディスプレイに表示し、撮影することができる。単純な静止画・動画の撮影のほか、オートフォーカス、撮影モードの切り替えや絞り値の設定などの操作も行える。」マイナビ 9月4日

追加ニュース:

SONY、外付けレンズカメラ「DSC-QX100」と「DSC-QX10」の鮮明な画像と価格情報がリーク!!:oregadget 

パソコン、ITの世界、よくもまあこれだけ次から次へと新製品が登場するものだ。今回のこのソニー製品、上記ニュース記事をざっと読み、その製品写真を見ただけで、その製品の概要が分かる。価格などを含めてその中身をもっと詳しくお知りになりたい方はやはり上記の追加ニュース記事http://oregadget.net/sony/cs/6392/をお読みになればいいだろう。

今の時代、スマホなるものが、なにかにつけて、情報端末、IT機器の話題の中心になるには必然だ。そのスマホが一般のデジカメにとって代わりつつあることも既定の事実だろう。ただ、それが一眼レフに代表されるような高級カメラの分野の市場にまで進出してこようとはあまり考えたこともなかった。

この製品たしかにおもしろい。そもそも私などは、一般のデジカメを使うことはあっても、高額の一眼レフのような高級カメラ分野にこだわることはない。まあなんのかんのいいながら、普通のデジカメでも結構きれいな写真は撮れるし、旅行の時いい写真は撮れるのかもしれないが、あんな重いカメラをわざわざ持って歩くつもりはない。

しかしまあ、こんなものが出てくれば、ただスマホのカメラでなく、高級なレンズ、高ズーム機能などを備えたもので、それが安く入手できるのなら一度試してみようか位の興味はある。いや、旅行時などスマホの他にそうした高級カメラ、ビデオカメラの類をそうした形で持ち歩けるのであれば、試してみてもいいという位の興味はある。必要に応じて
普通のスマホが、高級カメラに変身できるのであれば、それにこしたことはない。うん
おもしろそうではある。

でもどうなんだろう。いわゆる写真が趣味で、高額のカメラを買う人は、そもそもそれが自分にとって目的を達成するために最高のものであって、スマホの画面にレンズを付け加えたようなものに満足するというか、納得するわけではないだろう。同じものが撮れるからいいということでない。それ自体がすべて一体のものなのだ。それがこだわりの原点なのである。

いや実は、そうしたことは別に写真という分野に限らない。旅行、外出の時はパソコンなど持ち歩かなくてもスマホ一台で済んだらより合理的なことは言うまでもないことだ。現に最近はそうする人も多いが、私などはどうしても、それで何をするにしてもやはりパソコンにこだわるのである。スマホやその付属物で同じ目的が達成できるとなっても、やはりいつも使っているパソコンでないと、やりたい作業ができないと思い込んでいるのである。だから、旅行の時でもスマホに加え、わざわざパソコンを持ち歩くことが多い、というか殆どそうなのである。それが合理的かどうかでなく、それがこだわりなのである。

こんなことはどんな分野、どんな人にもあることだ。人がどう言おうと、自分はこうしたい、ああしたい、こういうスタイルで押し通したいということだ。大げさに言えば、価値観の違いであり、ライフスタイルの違いというところまで話は発展する。

いや、そもそもこんなものを売り出すソニーだって、本来のカメラファンがこんなものを出したからと言って従来型のカメラを捨てて、これに移行する、乗り換えることなどまずないこと位は分かっている。だからこそあえてこんなものも出すのかもしれない。それが新しいマーケットを開発してくれれば、それはそれでプラスだし、それが従来の高級カメラの市場の著しい減少につながることなどないと見ているのだ。実際そうだろうと思う。
こんなことをごちゃごちゃ書いても仕方のないこと。その辺のいきさつというか、世の消費者が商品の選択に当たって、一体どういう反応を示すのか、それを見ることに私の興味の中心がある。

そのことに関連して、コメント代わりに一つアニメーションを作ったのでごらんいただければと思うのである。

あなたはこだわり派、それとも合理派などと質問を発しているのはいいが、ではそもそもお前はどちらなのだと聞かれたらどう答えるかだ。

言うまでもなく私自身は次から次へとより合理性に叶っていると称する新製品には興味が絶えることはない。場合によってはそれを衝動買いすることもままある。

しかし、しかしである。結局長年しみついた習慣、こだわりを根本的に捨てることなどまずない。なんのことはない。結論を言うと、私は丁度真ん中あたりかもしれませんというのが答えだ。

それが丁度いいバランスかもしれない。

tad



関係記事:

マイナビニュース:mynavi 
追加ニュース記事:ogegadget 

作成したアニメ:じっくり見てお考えください。



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