2013年6月28日金曜日

Windows8.1プレビュー版について:PC486

昨日27日、かねての予告通りマイクロソフト社は、Windows8.1プレビュー版を公開しました。

以下マイナビ記事の引用です。

「そもそもMicrosoftは一部のユーザーや関係者を対象にしたベータ版を限定公開し、発見されたバグの修正や、ユーザーフィードバックを受けた問題改善を行ってきましたが、Windows Vista以降、多くのユーザーを対象にしたプレビュー版を公開しています。同OSの場合、カスタマープレビュー版やプレRC(RC:Release Candidate version:出荷候補版)などを提供しましたが、Windows 8.1に関しては、今回のプレビュー版公開後は、そのままRTM(Release To Manufacturing version:製造工程版)の開発が進むと見られています。

中略:(本ソフトの使用条件を述べた上で、これが作動しないと思われるパソコン、タブレットの例を挙げて注意するよう呼びかけています。)

(そうした)該当するコンピューターに、Windows 8.1プレビューをインストールしますと、正常に動作しないと思われますので、所有ユーザーは注意してください。また、タッチ機能を利用するために、タブレット型コンピューターもしくはマルチタッチ対応ディスプレイ。Windowsストアアプリの利用に、インターネットアクセスや1024×768ピクセル以上の画面解像度、Microsoftアカウントが必要となります。

(ここからが重要)Windows 8.1のインストールで、もっとも注意しなければならないのが、アンインストール機能をサポートしていない点。そのため、Microsoftはシステムの復元/リフレッシュ/初期状態に戻す方法を推奨していますが、デスクトップアプリ/Windowsストアアプリの再インストールが必要になるため、あまり現実的な手段とは言えません。また、Windows 8.1プレビューをインストールできるのは、Windows 8に限られ、Windows 7など他のWindows OSにインストールすることもできません。

素直にWindows 8をインストールしたホストドライブをフルバックアップし、復元できる環境を用意するか、新たなWindows 8マシンを用意してWindows 8.1プレビューを試すのが簡単でしょう。Windows 8のバックアップは以前寄稿したこちらの記事を参考にしていただき、トラブルシューティングや復元時に便利なUSB回復ドライブの作成や利用方法はこちらの記事を参考になさってください。」mynavi 6月27日( )は私自身の付加した説明です。)

いずれにせよこれはまさにお試し版だから、ユーザーの方のリスクで使ってみたらいいこと。ただ結論的にいうと、私自身今回はこれをインストールして試してみることはやめることにした。実際に毎日使用しているパソコンと全く別のお試しのためのパソコンがあるならいいが、そうではないからだ。第一今実際に使っているWindows8についてなにか、大きな不便、不満を感じているのなら別だが、特にそれがない中、なにも慌てて
新しく加わる機能の追加を急ぐ必要はない。

いずれにせよ、今年年内にWindows8.1が正式にリリースされるのだから、それを待って、その時はパソコンクラブ会員の方でWindows8をお使いになっている方を対象に一斉にそのダウンロードインストールをお勧めしたらいいことだ。

それが結論である。ただでは、Window8.1は、8と比べてどこがどうなるのか説明しておくことも無駄ではあるまい。Windows8ユーザーのみなさんの参考にもなろう。

8.1の改良点、いろいろあるようだが、今回はその中の二点だけ取り上げておく。

1)例のデスクトップにスタートボタンがあるないの問題、私自身それが何が問題なのかよく分からなかった。ただそうした多くのユーザーの要望に応えて、たしかにこのWindows8.1プレビュー版、スタートボタンがタスクバーに復活している。ただそれはあくまでもスタート画面に戻るための存在であり、従来のような意味でのスタートメニューを参照する機能は用意されていない。私は当初からそのことを予測していた。それでいいのではないか。図1

2)スタート画面のタイルの大きさが従来だと2種類しかなかった。しかし8.1プレビュー版ではより大きなタイルを組み合わせて、メニューを構成できるようになった。タイル名の自由変更できるし、スタート画面の背景も好みに応じて変更できるようになった。カスタマイズという点ではたしかに進歩だ。図2

こうした改良点、実際にはまだ8そのもの使いだしたばかり多くのユーザーにとってはまだまだそこまでのカスタマイズにこだわっているわけでもないだろう。そうしたカスタマイズの必要性もまだまだ感じているわけでもだろう。なにもいま急いでそれを取り入れる必要性もなさそうだ。

私の場合、自分自身で使う限り、8であろうが8.1であろうが別に大勢に影響はない。ただパソコンクラブなどで説明する場合、自身のノートーパソコン画面で説明することが多いことは必然だ。そういう意味ではまだ当面従来の8のままで行った方がよさそうだ。このレビュー版自体、まだまださまざまなバグがありそうで、なにもそれをあわててインストールする必要もない。

年内に正式版がでたらその時点で改めて検討したらいいのだ。いずれにせよ好むと好まざるにかかわらずまず今のWindows8自体慣れることが先決だ。

この8.1、特に大きな画期的な機能が新たに加わるわけではない。ただより見栄えよく、さまざまな意味でより使い勝手がよくなることについては何も不満ははない。OSとしてより完成されたもの、正式版がでたら一斉にそれに変えることはみなさんにもおすすめすることになろう。

tad

Windows8.1プレビュー版に発表:mynavi
「Windows 8.1 プレビュー版」がリリースされたのでインストール:gigazine 
プレビュー版ビデオ:microsoft








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