2009年12月27日日曜日

問題先送り首相

参照記事引用を含むBLOGはこちらです。

別に社民党の外交政策だ、防衛政策を支持するわけでないが、党として、首相が普天間基地の国外移転の有力先であるグアム移転を否定したことに抗議、疑義を呈したのは当然ではないか。いつもそうだがどうして、鳩山首相という人、まだ決まってもいないことをこう軽がるしく発言するのだろうか。

要するに国外移転など最初からこれっぽちも念頭にないのである。国内だって、今のとこころ、具体案などなさそうである。ただ社民党を納得させるためだけのために、問題先送りしたように見える。アメリカとの当初合意を反故にしてもである。いや、どうせ辺野古へ移転するのだから、アメリカもそれで納得するとでもいうお考えなのか。それが結果的には同盟国アメリカの不信を買い、連立の社民党を結果的に裏切ることになる。最悪である。両方立てようとして、結果的には両方から不信を買うだけなのである。

グアムのほかにどこか有力な移転先はあるのか。国内外を問わずそれを真剣に検討している気配はない。そのあてもないのに、ただ問題解決を先送りしているようにしか見えない。誰にもいい顔をしようとして、結局は連立パートナー、そして同盟国への裏切りになるのだ。誰かの台詞ではないが、「こりゃダメだ」 である。

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