2013年4月29日月曜日

米Yahoo!復活 Google、Facebookと連携


「ネット大手ヤフーが約4年ぶり2度目となる自社サイトのトップページの大幅リニューアルを行った。昨年7月、ライバルの米グーグル副社長からヤフーの社長兼CEO(最高経営責任者)に引き抜かれた女傑、マリッサ・メイヤー氏(37)の陣頭指揮で、アクセス数と利用者滞留時間の大幅増が狙いだ。メイヤーCEOは2月24日、全社員に自宅での仕事禁止を通達、社員の意識にもリニューアルを迫った。

『(新しいトップページは)より直感的かつパーソナルにデザインされています。新しいヤフーでの経験はすべて、あなたの興味と好みに関するものとなるでしょう』」。メイヤーCEOは(2月)20日、自社サイト内のブログで、リニューアル後のトップページをこう紹介した。

最大の改良点はニュースフィード(ニュースを決まった形式で配信するための仕組み)の導入だ。画面を下にスクロールすると、その日のニュースが無尽蔵に表示される。スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット型端末でも自由自在だ。

娯楽、ビジネス、スポーツといった主要ジャンルの中で、利用者が好みのニュースを自在にカスタマイズできるほか、フェイスブック(FB)ともサービスを統合。ヤフーはもちろんFBのIDでもログオンでき、友人がFB上でシェアしたニュースも表示できる。ヤフーのマイク・カーンズ製品部門副社長はAP通信に「これはわが社の新たな(発展の)礎となろう」と胸を張った。」産経新聞  2月26日

最近のYahoo!US、株価も好調、とりあえずメイヤーCEOのさまざまな改革が功を奏するそうしているようで、結構なことだ。

Yahoo!Japanと経営主体が違うと言っても、Yahooは、Yahoo。Yahoo!USはその本家、その存亡がYahoo!Japanにとっても、またそれを代表的ポータルサイトとして利用しているユーザー、私自身にとってもその動向は大いに関心のあることには変わりはない。


Yahoo!USのトップページが4年ぶりに大幅にレニューアルされたと言うので早速覗いてみた。たしかにニュースフィードは、すごい。世界中のありとあらゆるニュースがニュースフィード、同じ形式でよめるのがすごい。英語画面など見たくもないという人は別だが、逆に英語を学ぶ人にとっては、これは絶好のサイトだろう。

いや、それもあるが、興味あるのはYahooがトップ画面をユーザー個人がそれぞれ目的に応じてパーソナライズできるサービスがあることだ。これも以前からあるものだが、Yahoo!Japanのそれは私も利用している。

そのログイン、Yahoo以前は独自のアカウントしか利用できなかったが、メール利用を含めてそのサインイン、ログインのためにはFacebookのアカウントでも
できるようにしたことが関心を引いた。私自身も以前からYahooについては独自のアカウントを持っていたが、試しにFacebookのアカウントでもログインできるとあったので、やってみたが、その通りであった。さらに実はFacebookと並んでGoogleのアカウントでもログインできるようになっている。

たしかYahooについてはこれは今に始まったサービスでもない。が従来はYahooのIDがあれば、他のサイトへのログインOKということが主流であった。今度のは違う。Facebook、GoogleのアカウントでYahooにログイン出来るということなのである。

ユーザーにとってはこれは便利、Yahooだ、Googleだ、FacebookだといちいちID、パスワードの管理をする必要がないのだ。

まあこれはなにより、Yahoo生き残りのための措置というか、戦略なのであろう。Google、Facebookなどとその提供サービスで直接的に競争するより、それぞれのメリットが出るよう、互いの行き来をより自由に簡単にすることで自らのサイトの得意部分も活きてくるということなのだ。それぞれ得意とするサービスを相互乗り入れの形で使い分けできればユーザーにとっても便利なのはいうまでもない。

いやそれを互いにやれるのが先進のUSポータルサイト、SNS、日本のサイトなど及びもつかないことなのだ。

tad

関係記事:

産経新聞 :sankei   
世界各国GoogleURL: google
Yahoo! US: yahoo

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