2017年3月22日水曜日

第41回定期演奏会



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連休三日目の一昨日の午後2時でした。孫娘が所属する中学校吹奏楽部の定期演奏会があったので、見学に出かけました。会場は五百人は入る武蔵村山市市民文化センターのさくら大ホール、ほぼ満席でした。

孫は幼稚園年少組のからずっとピアノをやっていたし、中学になったら、地元一中の吹奏楽部に入ろうと決めていました。

一中の吹奏楽部、市内は勿論、三多摩地区のコンテストでは、しばしば金賞を受賞する名門のクラブでしたから、一中に進学したら、それには入ることは小学生の頃から決めていたようです。

昨年4月、晴れて吹奏楽部に入れたものの、体が小さく、肺気量不足で、吹奏楽器には不向きとなった。それで、ドラム、パーカッションなどの部門担当に回ったようです。

結構厳しい内容の授業時間後、課外活動としての音楽クラブ活動は大変ではあったものの、同期生、先輩との交流から得るものは大きかった。昨年7月にあった三多摩のコンテストでも、クラブが金賞を得たことなどもあって、充実したクラブ活動が出来たようです。保護者家族としても大変うれしいことでした。

私はこのクラブの本格的演奏ぶりを聞いたのは初めてです。 演奏曲目もなかなか豊富だし、それぞれクラブ員の担当樂器演奏の技能もなかなかたいしたものだと感じました。

ただ現在中学でのクラブ活動について、全国レベルで大問題になっていることがあります。

こうした課外活動としてのクラブ活動、その担当、指導、世話に当たる顧問の先生方の負担が非常に大きいことです。

この中学でもそれは同じこと、特にこの吹奏楽部に限らないのだろうが、そうしたハイレベルを保つのは並大抵のことではなさそうです。

いま産業界、労働界では、働き方のこと、残業時間の限度設定のことが話題になっているが、学校、特に中学校でのこうした課外活動の指導に当たる先生方の残業時間は軽く月百時間は超えているはずです。

しかもそもそもその残業手当などおそらく支払われていない現状なのです。

楽しいはずの話題が、こんな話になってしまうのは心苦しいところですが、あえて話題にさせていただいた真意をご理解いただきたいのです。

tad


「星条旗を永遠なれ」から「シング・シング・シング」まで。

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