2017年3月8日水曜日

「Program Files」と「Program Files (x86)」

「Cドライブに「Program Files」と「Program Files (x86)」という2つのフォルダーがあります。どうしてでしょうか。1つにできませんか?

 Windowsには32ビット版と64ビット版があります。2つの「Program Files」フォルダーが存在するのは、64ビット版Windowsのパソコンだけです。
64ビット版Windowsは、32ビット版と比べて対応可能なメモリーやドライブの最大容量が大きく、32ビット版Windows向けに作られた32ビットアプリに加えて、64ビット版Windows専用に作られた64ビットアプリも扱えます。通常、64ビットアプリは「Program Files」に、32ビットアプリは「Program Files (x86)」にインストールされます。
32ビット版は64ビットアプリを扱うことはできません。」 日経新聞 

Windowsパソコンの極めて基本的なことなので、今朝はこの話題をとりあげました。上記の引用記事は省略して表示しています。全文図入りでの説明がありますから、是非全文詳細をお読み下さい。
まずはお手元のパソコンをそれぞれ確認して下さい。
Cドライブに「Program Files」と「Program Files (x86)」という2つのフォルダーがありますか。ある方は64ビットパソコン、ない方は32ビットパソコンです。
なにかアプリをサイトからダウンロードインストールしても、それが一体どこに入ったのか、どのフォルダーにあるのか、分からないことがあります。
そのアプリ、お持ちのパソコン次第で、必ずCドライブの「Program Files」か「Program Files (x86)」という2つのフォルダーのうちいずれかに存在する、ということです。
どんなアプリソフトが存在するのか、一覧する方法:
エキスプロラーを起動します。Windowsパソコンを扱う上で、このエキスプロラーを使い慣れることは非常に大切です。
エキスプローラー起動→Cドライブ→Windows→PrograFilesとProgramFiles(x86)が存在することを確認する(64ビットパソコンの場合)→それぞれクリックして、登録されたファイルを確認出来ます。

パソコンの基本的性能をコントロールパネルで確認する方法:
そもそももっと簡単に手持ちのパソコンが64ビットなのか、32ビットなのか確認することが出来ます。コントロールパネルをチェックすることです。コントロールパネルはその名のごとく、パソコンの機能操作を決める操作盤です。
Windows10パソコンでもそのことについてはなんら変わりはありません。
今回は対象パソコンが64ビットなのか、32ビットなのかの確認ですがWindowsパソコンを使いこなすためにはコントロールパネルの基本的操作法をマスターしておく必要があります。
Windows10初期画面左下のWindowsマークを右クリック→コントロールパネル→システムとセキュリティ→システム→システムの種類 (32ビットか64ビットかが確認できる)

最新のパソコンの多くは64ビットですが、7以前のものですと32ビットのものが一般的です。

繰り返しになりますが、64ビットパソコンだと32ビット用のソフトもカバーしますが、その逆は必ずしも真ならず、多くの場合、32ビットパソコンでは64ビット用ソフトは動作しません。

Windowsパソコンを扱う上で大切なこと:
・コントロールパネルの扱いができることでパソコンの中身を把握できる。
・パソコンのフォルダーの存在を確認し関連ファイルを使えるようになる   ためににエキスプロエラーを操作できること。
   
この二つは必須でしょう。今回のテーマと関連して、そのことの大切さを
強調しておきたいと思います。いずれさまざまなケースでそのことが改めて話題になるでしょう。

tad
参考資料:
「Program Files」と「Program Files (x86)」:日経新聞
64ビットOS 【 64-bit OS 】:e-Word 

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