2013年1月20日日曜日

利用者1億人突破の「LINE」の将来:PC395


「サービス開始から1年7カ月。18日、日本発の無料通話・メールアプリ「LINE」の利用者数が世界で1億人を超えた。うち4100万人が日本のユーザーで、海外比率は約6割。運営するNHN Japan(東京・渋谷)の本社では、役員・社員が社内カフェに集まりカウントダウンイベントを開催。森川亮社長は「1億は単なる通過点。世界へ挑戦するための切符を手に入れた」と語った。ついにフェイスブックとの直接対決が本格化する。」nikkei  1月18日

SNSというと、ゲーム分野のグリーやDNNEを入れる場合もあるが、こちらはあくまでソーシャルゲームの分野、TVで盛んにコマーシャルをやっているが、私などはその利用者の数にあまり関心がない。その点、日本発の無料通話・メールアプリの「LINE」には大きな関心をずっと持ってきた。同じSNSと言ってもこちらは、世界的に有名であり5億人以上の会員を有するFacebookに匹敵し、そのサービス内容もFacebookと同じようなものを目指し、世界的なSNSとして成長していく可能性を秘めているからだ。

Facebookにせよ、Twitterにせよ、さらにMicrosoft、Google、Appleなど世界的なIT関連のソフト、サービス提供企業と言えば、今や殆どが米国企業だし、パソコン、タブレット、スマホなど機器の製造分野でも、今や中国、台湾、韓国のメーカが主導権を握っている状況で、日本のメーカーのシエアは落ちる一方なのだ。

全産業の中で、IT関連産業がますます重要性を増す今日、日本企業は一体何をやっているのかと言いたいところだ。そんな中、このLINEの急成長ぶりについては、日本人の一人として大いに応援を送りたい、送っているところなのである。

私は広義の意味でのSNSとしては、私は、BLOGが中心で、FacebookやTwitterなどそんな熱心にやっているわけではない。しかしFacebookにせよ、Twitterにせよどうしてそれが、世界的な規模で拡大をし続けるのか、その意味内容は分かっているつもりである。それが提供するサービス内容、結果として生まれてくるネット環境はすばらしいものがある。これからの世界は政治・経済・文化あらゆる面でこうしたSNSが占める役割が益々大きくなっていくことは間違いのないことである。

そんな中で、上記ニュースのようにLINEが、Facebook、Twitterを凌ぐスピードでその会員数を増やしていることに大変期待しているのである。私自身スマホなるものを持っていることは持っているが、通常の通話以外殆ど使っていない現状だ。BLOGにせよ、Twitterにせよ、それをやる時はほとんでパソコンでやっている。それで出来るし、それでその目的の大半は達成できるからだ。だから未だスマートフォン中心のLINEを入れて使ってみようなどという気は全くなかった。

しかしつい最近、「LINE」が、パソコンでの利用にも対応したという読売紙の記事を見て、早速パソコンに入れてみた。スマホにそのアプリを入れ、会員登録をするともに
パソコン用のアプリを入れてみた。現状ではやはりあくまでスマホとの連携で使うのが前提になっているらしい。わかりやすくいうとLINEもTwitterやFacebookのように、パソコンだけでも使えるような形にして欲しいのである。

会員数が一億に達したことは注目に値するが、もしLINEが、第二のFacebookを目指しているのなら、是非Facebookと同等、それ以上のパソコン用サービスパックを提供することが前提ではないか。しかものただそれがFacebokの二番煎じのようなものでなく、より独創的、斬新なものでない限りユーザーからのサポートはえられないだろう。

それは苦難の道であることは間違いないが、日本人の一人として国産のSNSの成長に期待を寄せているところである。Twitterにせよ、Facebookにせよ、実際に登録してからでも、実際にそれを使い始めたのはおそらく6け月も後になってからのことであった。LINEが一体これからどのような進化を遂げていくのか、はたまた、MIXIと同じような運命をたどるのか、注目しているところである。

tad

関係記事:

利用者1億人突破の「LINE」:nikkei 
LINEのシステム変更&設定 2013年版まとめ:yomiuri
話題のLineをパソコンで使うには?:yomiuri 



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