2013年3月12日火曜日

通信スピードを測定してみよう:PC425


パソコンを使って何をやるか、何を効率よく生み出すか、作り出すかについて、一つにはパソコンのハード・ソフトの性能が優秀であればあるほどいいことは間違いない、それを測る方法の一つとしてπの計算をやることで、それを物理的に測定してみようというのが昨日のBLOGの話題でした。

パソコン、インターネットを効率よく利用するための第二の条件は、インターネット接続通信速度です。インターネットからあらゆる情報を入手すること、ダウンロードするにしても、情報を発信すること、アップロードするにしても、そのための通信速度が早いことが重要な決め手であることはいうまでもないことです。インターネットから情報を入手すること、ダウンロ-ドすることを「下り」、逆に情報を発信すること、アップロードすることを「上り」などと称していますが、今回は主に、「下り」の方の通信速度を中心に話をしておきます。インターネット利用ということに関してはそのことの方が圧倒的に大切です。

性能の高いパソコンを使いながら、通信回線としては、未だ10Mbps程度のADSLを使っておられる方がいらっしゃるものです。回線スピードがそんなに遅くては、インターネットにつないでも、なかなか目的のホームページが閲覧できずイライラされるケースがあるでしょう。またケーブルテレビ会社と契約し、結構高額の月額インターネット接続使用料金を払いながら、その回線スピードの遅さに不満を示される方がいらっしゃいます。

その一方では、光回線が早いと聞いて、ADSLからそれに切り替えたものの、たいした改善が見られずがっかりされている方もいらっしゃる。あちこちでそうした事態を見かけます。ADSLといい、CATVといい、光回線といい、その中身、契約内容、通信環境、条件の組み合わせはまさに千差万別、どれがいいとか悪いとか、そう簡単に言えることではないのです。もちろん少々単純、大雑把に言えば、光が100Mbpsなら、CATVはその1/3、ADSLは、その1/4程度のスピードとなるのでしょうか。

仮にインターネット利用のためには、やはり光が一番だろうとそれを選ぶにしても、それをただインターネットだけで使うわけでなく、それに加えて、TV視聴、IP電話利用などとも関連して、そのトータルの組み合わせ、トータルの費用でどうなるかを検討した方がいいということです。ところが実際にはそれをばらばらに検討し、実際ばらばらにお使いの方が結構多く、それが大きな無駄になっているケースを散見します。

例えばCATVを契約されながら、TV自体ははアンテナを張ってご覧になり、CATV回線はインターネットだけに利用されているという方が結構いらっしゃる。それならTVはそのままアンテナで観るとして、インターネットの方は光でやられる方がはるかに費用的にも回線スピードの点でもいいはずなのです。

もとも今朝はそんな話をしようということでなく、いかにより早い回線でインターネットができるか検討しようということ、そしてそれなら、まだそれを使っておられない方については一度光回線を一度検討してみられたらいかがという提案をさせていただきます。そのためには、NTTなり、Auに電話で相談してみることです。現状なにをどうしているかの状況を伝えれば、ではどういう組み合わせで、それぞれの関連の工事をどう行ったらいいかについてトータル提案と計算をしてくれるはずです。

私の場合は、NTT光フレッツでインターネット、TV視聴、IP電話のすべてをまかなっています。私の場合、二世帯住宅というメリットもあって、一世帯月額3000円から3500円程度でその全てをまかなっています。それは特殊なケースとしても、今や単独世帯でやったとしても、総額7千円前後で、上記の3つをまかなえるのではないでしょうか。

最後に今日のメインテーマに話を戻します。

現在どんな回線を使っておられようと、それに不満をお持ちの方は、その回線スピードを一度測定してみられることです。回線スピードに関しては光回線業者、CATV業者などそれぞれその売り込みに当たっては、ベストエフォート、すなわち最善のケースを言うケースが殆どです。さまざまな環境の違い、通信条件の違いがあって、実際の回線スピードはそれよりかなり遅い、30%から50%遅いなどというのはむしろ当たり前なのです。そのことに注意したいものです。

そのためにも、実際今自分が今どんな程度のスピードでインターネットをやっているか実際に測定してみることです。測定自体は簡単で、ネットサービスとして提供されているものがいくつかあります。

そこにアクセスし、その時点での接続スピードを測定できます。ここには二つばかり試したものとその結果を図1、と図2で紹介しておきます。それぞれご自身でお試しになってみられたらいかがでしょうか。

私の場合は、現在NTT東日本のBフレッツを利用していますが、測定の結果(図2)では極めて満足すべき内容となっています。なにしろ上記ベストエフォート数値に近いもの、それ以上のものが出ています。

もっとも同じ通信環境でもいわゆる通信トラフィック。混み具合ということもあるようです。私の場合極めていい結果(100Mbp以上)が出ているのも、その測定時間帯がいいということもあるかもしれません。

tad

関係資料:

BNR通信スピードテスト:musen
速度.jp スピードテスト 高機能版 回線速度測定:sokudo



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