2013年3月24日日曜日

卓球、世界でもっとも脳の健康によいスポーツ


昨日土曜日、朝の9時から11時半まで、2年半ほど前入会した卓球クラブで卓球を楽しんだ。卓球がいいのはほんの2、30分、練習相手とラリーを続けるとすぐに汗びっしょりになることだ。それから、順次練習相手を変えながら、卓球の基本的な打ち方を練習する。これが実に楽しい。まだどれもこれもできるわけでないが、それなりに一つ一つそれがどれだけできたか、一球一球考えながら、試し、確認しながらやる、やれるところが実に面白い、楽しいのである。

一通り、練習が終わると試合、ゲームが始まるが、私自身、それはあまり好きではない。というのも自分を含めて殆どの相手、まだあらゆる意味でゲームを楽しむだけの基本的な技というか、腕というか、卓球の技術を身につけていないからである。そういう未熟者に限って、ただただゲームの勝ち負けだけにこだわって、練習で技を磨くというより、結果オーライの考えになりがちだ。

とりあえず、ゲームをやるより、一つ一つの基本技を身につけ、相手と打ち合えることのことの方がはるかに楽しい。しかもそれを練習相手と暗黙の相談をしながら、互いにそうした配球ができる、できればなお楽しいのである。というかそれが一番楽しいのだ。そのことは実は卓球に限らずあらゆるスポーツ、趣味の世界でも同じことがいえるはずなのである。なにかといえば、どっちが優れているかとか、勝ったか負けたかなどより、そうしたコミユニケーションが本来の楽しさの根源であるはずだ。

その日、その日の練習に目的をもっている相手とそうでない相手がいる。ただ自分だけ好きな練習ができればいいという人もいる。相手のことを考えず、好球がきたらそれこそバシーっと決め玉を放ち、自分だけ満足感を味わう。そんな自己中でない人は違う。自分と相手のの力をはかりながら、相手の打ちやすいスピードでや位置に打ったり、場合によっては難球を打ったり、また自分も相手のそれに応じて、決め球を打ったりもする。そのやり取りが実に面白いのである。もちろんそんな相手はめったにいないが、自分がそうなることを心がけるのがまず一番大切なことなのである。それが実は上達の一番の早道ではないのか。

そういう理想の相手と巡り合える機会は少ないのだが、少なくても自分は相手にとってそういう好ましい相手であることを心がけることが大切だと思っている。

いや、いきなりこんなことを書き出したのは、卓球の面白さを伝えるためであるが、話はやや抽象的になってしまった。話はもっと卓球についての具体的なメリットについて書くのが今朝のBLOGの目的だ。

卓球が体の健康のためにいいことは言うまでもない。足腰を鍛え、全身運動で汗を掻き、心拍数をあげ、心肺機能活性化のためにいいということは間違いない。それよりもなによりも、実は卓球が脳の健康、脳機能の活性化に役立つことを書きたかったのだ。

卓球をやることで脳のすみずみの血流が高めることが好結果を生むことは間違いない。そしてそれがさらに脳神経、視神経の活性化、脳の瞬間的な反応力、判断力を高めるということがあるようだ。

私が長年やっていたテニスをやめて、卓球の移行したのは、ほぼ3年前だが、当時テニスをやめる気などまったくなく、ただ一度なにかの拍子に卓球をやったのがきっかけだった。たちまち卓球の面白さ、楽しさの虜になった。なにしろテニスなどよりはるかに手軽にでき、短時間で汗がかけ、カネもかからず、テニスほどではないが、足腰、全身をまんべんなく動かす絶好の運動であることは体験した。

それに加え、だんだんそれに夢中になっていくうちに、いやこのスポーツ、一般にはよく「温泉卓球」などとバカにされているきらいがあるが、実はこのスポーツ、あらゆる意味で脳のために非常にいいスポーツではないかと思い、感じ始めたのだった。その理屈をどこかで読んだとか、聞いたとかではない。自分自身の体験から感じたことであった。

なにしろ、その瞬間的判断、一秒とか二秒とかの世界ではない。その半分いや、1/3、それ以上の短い時間の中での瞬間的な反応力、判断力が試されるスポーツなのだ。それは視力、脳力、体力の三つがそろわないとできないことである。

3年前それを始めた頃は、目の前の球は打てても、一メール右の球などまったく打てなかった。それが今や、結構スピードの速い、一メートル向うの球でも、かなりの確率できちんと返球できるようになったのだ。それは視力という点に関しては、いわゆる動体視力が上がったことによるが、、それだけでなく、それに連動している脳(どの部分のどこがどうか知らないが)の働きが上がり、体力(足腰、腕など)と共に、それに対応できるきるようになったということなのだ。相手と相当なスピードでラリーを続けられるようになったこともそうだ。つまりそれはどれ一つとっても体力、脳力的にはいいことずくめなのだ。

もちろんそれは練習のたまものかもしれないが、それは動体視力を高めようとか、脳反射神経を養おうとか、そんなことを意識してやったわけではない。ただ卓球をよりうまくやれるようにと練習した結果なのだ。

そういうこともあって、いやこの卓球、体の健康にいいほか、頭、脳の健康にもいいのではないかと自分では気づき始めていたのだった。そしてごく最近、卓球をやっているわけではない友人、私が最近卓球にはまっているということに応えて、「卓球って、いろんなスポーツの中でも脳には一番いいものらしいですよ」と語ったことがきっかけだった。

そのことを思い出し、それについてネットで調べてみたのはつい先ほどのこと、いやまさにその通りだった。その関連記事をいくつかあげておくのでその内容をそれぞれお読みいただければと思う。とりわけアメリカの医学者の論文がお勧めである。

こうした内容を詳しく書くことは冗長になるのでやめておく。論より証拠、そろそろ高齢で、体や脳の健康が気になりだした方に、卓球はあらゆる意味でお勧めのスポーツであることをだけ改めて強調しておこう。

なるほど、では試しにやってみようかと思われた方、まずは身辺でそれをやっている方を探し、その始め方を聞いてみられることだ。ネットには関連記事、YouTubeなどにも、その実践に役立つことが山ほどあるので参考にされたい。

tad

関係記事:

世界で最も脳の健康に良いスポーツ:exblog
卓球で体も脳も元気:yomiuri
卓球は脳に素晴らしい影響を与える:asahi 
卓球は脳に一番いいスポーツだ:TABLE TENNIS IS THE WORLD'S BEST BRAIN SPORT
sfttc

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