2013年3月20日水曜日

GoogleReaderについて:PC430


先週の3月13日(現地時間)、米Googleは“2回目の春の大掃除”(A second spring of cleaning)と題して、八つのサービスを終了することを発表しました。

これらの中で、国内の利用者が最も影響を受けそうなのは、「Googleリーダー」の終了ですGoogleリーダーは、“RSSリーダー”と呼ばれるサービス。ブログやニュースサイトなどが、新着記事を公開したことを伝達する手段「RSSフィード」(以下、RSS)を、受け取るものです。よく見ているブログやニュースサイトのRSSを登録しておくと、Googleリーダー上で新着記事の有無を確認できる仕組みです。たくさんの記事、さまざまな形で提供されている記事を、一覧性をもたせ読みやすい形で提供してくれるのだ、さまざまな記事を効率的にチェックできるとして、人気がありました。

サービス継続を求める声も多いようですが、撤回される見込みはありません。突然の終了宣言で、戸惑っているユーザが多いようですが、もともと人気のサービス早速、米国の「Feedly」日本では「MyYahoo」ほかが代替のサービス提供に名乗りをあげていて、それぞれ短期間の間で相当な数の登録者をそれぞれ獲得したと報道されています。
私自身、Googleリーダー(図1)というサービスがあることは知っていて、時々使ってはいたが、Googleがそれをやめるからと言ってなぜそんな大騒ぎするのかよくわからないところがある。と、いうのもおそらくその本来の使い方、よく読むニュースサイトやBLOGを登録しておいて、それを定期的に継続して更新されたものを読むというスタイルに必ずこだわっていたわけでないからでしょう。

と、いうのは毎日ニュースやBLOGなどをチェックするのも、それをメディア別、BLOG別というより、時事トピックス、その時々のテーマ別で調べる、検索するということが本来の目的であるはずです。つまりどの特定サイトが何を書いているかでなく、その時々の話題、トピックスについてそれぞれのサイト(マスメディア、公式・個人BLOGなど)がそれをどのように取り上げているか見る方が意味があるということです。

つまり、これは単なる私の推測ですが、なぜGoogleがそんな人気の高いGoogleリーダーサービスをやめてしまうのかというです。それはおそらくGoogleビジネスのもっとも重要であり基本的な「検索」というサービスと重複しているからでしょう。
私自身Googleリーダを利用する場合、登録しておいたニュース、BLOGを読むというより、やはりその検索欄に検索したいトピックスのキーワードをいれるという形で出力されてきたものをチェックします。目的の記事、内容をチェックするには結局はその方が早いということです。その調べたいことの検索をGoogleホームページとリーダーのそれではどう違うか、そこまで詳細に比較したことはありませんが、たしかにリーダーの方がそのサイト対象が限定されているだけ、よりまとまった形で結果が表示されるようであるとは感じています。

それでいいのではないでしょうか。少し妙な話でもありますが、このGoogleリーダー7月まで使えるのですから、これまで以上より関連サイトの登録に心がけたり、より組織的、構造的にな使い方をすることによって、それが関連記事にあるようにGoogleリーダーの機能を引き継いでくれるというFeedlyやYahooを活用できるようになればいいのではないかと思っているところなのです。

同じキーワードで検索するのでも、Googleホームページの検索窓から検索するのとGoogleリーダーの検索窓から検索するのでは結果が全く違う。それぞれどういう論いでそれをやっているのか分からないが、こちらにとってはそのいずれも大いに役立つものがある。中にはなぜこんなものがそこに結果表示されるのかというものもあるが、それは致し方のないこと、その結果をどう利用するか、活用するかは百%どこまで行ってもユーザ側の判断、論理に任せられていることことなのだ。

tad

関係記事:

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「Googleリーダー」の代替サービスを教えてください:yomiuri 
Google Reader サービス7月に終了、爆速の「My Yahoo!」、脅威の流入数「Feedly」:msn 

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