2013年5月18日土曜日

マイクロソフト、最新OS改良版「ウィンドウズ8.1」を提供:PC 463




「米マイクロソフトのウィンドウズ部門共同責任者タミ・レラー氏は14日、昨年10月に発売した最新の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の改良版の名称を「ウィンドウズ8.1」とすることを明らかにした。

「ウィンドウズ8」の既存ユーザーに年内に無償で提供するとした。

マイクロソフトは「ウィンドウズ・ブルー」のコード名の下で改良版の開発を進めてきた。」Yahoo  5月15日

ウィンドウズ8は昨年10月に発売。ライセンス販売数は1億本を超え、順調に増えているようだ。
ただ、最近パソコン全体の伸びは、タブレット(多機能携帯端末)やスマートフォン(スマホ)などとの競争に押されて需要の伸びが鈍化。MSは改良版の投入で販売をてこ入れしたい考えのようだ。

Windows8自体については、その発表以来、ユーザーからその使い勝手の悪さをあれこれ指摘され、いまいち評判がよくないところがあったことは事実だ。例えば4月26日のBLOGでもとりあげたような問題がある。Windows8があのタイル画面と並んでWindows7のデスクトップ画面を採用したことはよかったが、Windowsに伝統的なスタートボタンをはずしてしまったことが不評を買った。それでそのスタートボタンをわざわざつけるフリーソフトが出て、それが人気を呼んだした。

昨年3月、Windows8のお試し版が出た時からそれをダウンロードし使ってきた筆者などは
特にその使い勝手の悪さを感じることはない。あのタイルスタート画面に慣れてしまえば、それはそれで非常に便利、それがなぜ今更、デスクトップ画面なのかよく分からない。ましてやあのスタートボタンだにこだわることなど何もないはずである。

私自身あえてデスクトップ画面から立ち上げることは確かにある。今やほぼブラウザーはChromeを使っているのだが、稀に、IEで立ち上げないと所定の仕事ができないことがある場合がある。その場合デスクトップ画面からIEを立ち上げることで、フル画面表示のIEでなく、クラッシックメニュー付IEを立ち上げられるという場面で、IE本来の機能を使うというケースがある。

もちろんそのIEについても、それがクラシック表示のIEとなるようデフォルトで設定してしまうこともできるし、そもそもその点でも何も困ることはない。その方法論についても4月21日のBLOGで書いているから参照されたい。

Windows8に関してはもちろんそうしたスタート、終了に至る操作面の良し悪しのこともあるが、総じてセキュリティ対策が強化されていること、パソコンのリフレッシュ、復元などの操作がより簡単にできるようになったこと、それになりより、立ち上げ、終了に要する時間が短縮されたことなどをメリットとして実感しているところだ。

だから8について、改良、改訂が行われると聞いても具体的にそれが一体どのようなものか想像もできないところはある。ただ改良という限り、さまざまな操作面、特に全体の操作、動作のスピードが
改善されるのだろう。そのことについて、一ユーザーとして大歓迎であることには変わりはない。

tad

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