2013年5月22日水曜日

夏スマホ、サービス重点競争激化:PC464


やはりクラウドサービスがその本命ではないか。

「携帯大手3社の夏商戦向け携帯電話の新商品が20日、出そろった。

従来型の携帯電話はわずかで、ほぼスマートフォン(高機能携帯電話)一色となった。機械としての機能に違いを出しにくくなっていることから、使い方を説明したり、健康を管理したりと、各社ともサービスに重点を移したのが特徴だ。

NTTドコモは、顔の傾きを検知して動画の再生を自動停止する機能を設けたスマホなど11機種をそろえた。KDDI(au)は高度なカメラ機能を持つスマホを含む4機種を発売する。ソフトバンクモバイルは、スマホで初となる、ワンセグ放送よりも画質が良い「フルセグ」対応モデルなど9機種を用意した。

ただ、スマホの開発が進み、機能だけで他社との競争を制するのは難しくなってきた。このため、各社とも端末の機能よりも、サービスを前面に押し出した。

KDDIは初めてスマホを使う人向けに、専門のスタッフが24時間365日体制で契約者の自宅に出向き、設定方法や使い方を説明するサービスを始める。田中孝司社長は20日の新商品発表会で「スマホが生活とつながっていくことをサポートしたい」と話した。

ドコモはLINEと提携し、簡単な操作でメッセージが交換できる新しいアプリを共同開発する。

 ソフトバンクは専用リストバンドを使った健康サービスを提供。消費カロリーや睡眠時間などをリストバンドからスマホに送って管理し、希望すれば医師などの電話相談が受けられる。」読売新聞
5月21日

昨日午後近くの電機店を2箇所ほど回って、いろいろ見て歩いたのだが、パソコンが丁度春モデルから夏モデルへの移行期ということもあって、春モデル在庫処分品が結構安く、これは買いだと思わせるものがいくつかあった。私自身についてはパソコンは方はもう間に合っている。興味の中心はこの冒頭ニュースにあるスマホ夏モデルのことだった。

いや、スマホについても実はもう私自身間に合っているのだ。昨年1月に買ったDocomoのLGスマホがまだまだ十分使える。第一機能的に非常に極めて優れてはいるが、あまり使いこなしていない。

というのも私の場合、それは誰しも同じなのだろうが、要するにスマホ単体というより、パソコン、さらにタブレット端末とどう組み合わせて使うかということが肝心なことなのだ。その点では、5月1日のBLOGで書いたように、LGのスマホ・アンドロイドバージョンが2.0であったのを、4.0にバージョンアップすることで、Chromeが使えるようになったことは画期的だった。そのおかげで、パソコンのブックマーク(お気に入り)や履歴がスマホと同期するようになり、情報閲覧という点では、スマホの使い勝手が抜群によくなったのである。

この冒頭引用記事にあるように、スマホメーカーの競争が機能の高さということではある意味限界に達し、それよりも、さまざまなサービス面の競争に移行しつつあるというのは当然の話なのである。私が考えるに、スマホメーカーどうしてもっとそのことに留意しないのか、スマホに関し、ユーザが求めているもの、ニーズが何なのか、まだまだよく分かっていないように見えるのである。

ただスマホを毎日眺め、ただひたすら様々な情報を閲覧し、エンターティンメントの動画やTVを観たり、ゲームをやっているだけのユーザも大勢いるだろう。しかし、同時に、多くのパソコンビジネスユーザー、個人用だがパソコンを主に使っている私などのようなユーザーにとっては、事情は異なる。そうしたユーザーにとっては、やはりパソコン、タブレット、スマホをどう同期させたり、互いの連携、使い分けがうまくできるような環境を整えていくかが最大の関心事なのだ。

その意味でも、サービス面での強化という点に関して、各社が打ち出したという各施策、この読売の記事を読む限りでは、なんじゃこれというものが多い。私などから言わせると的はずれもいいとことではないか。

ただ一つ、この記事には書かれてはないが、Docomoが打ち出した付加有料サービスの中で、クラウドサービス強化があることについては大いに納得している。21日の朝日新聞に大々的な広告が出ていた。その中にスマホ生活をより便利にするためにクラウド容量50Gを月額420円にするというものだ。スゴ得コンテンツ399円、iコンシエル105円などと組み合わせたおすすめパックだとそれが月525円というものである。

その価格が高い、安い、その組み合せの是非はとりあえず横においておく。Docomoが競争他社より、クラウドサービス強化を打ち出したこと自体は正解ではないかと思うのでる。Docomoはクラウドサービス強化という点では競争相手二社より明確に今後の取組を明確にしているようだ。(ドコモクラウドが実現する世界:)

クラウドサービスが今流行りだからいうことではない。パソコン、タブレット、スマホという各種端末をいかにうまく使い分けていくか、それを同期させたり、それぞれの機種の違い、OSの違い、バージョンの違い、使っているアプリの違いを超えて、情報公開、共有、共有編集などをどう実践していくかとなると、それはやはりクラウドサービス、実際的にはDropBox、Googleドライブ、Skyドライブと言ったクラウドサービスのの使い方が大きなポイントになることは間違いないのである。

その意味で、私はDocomoのこの50G、月額420円というサービスについて着目したところである。その詳細はまだよく調べていないが、いずれ実際に使用した結果の報告があろうかと考えているところである。

今朝のBLOGタイトルの副題を「やはりクラウドサービスがその本命ではないか」とした理由である。
tad

夏スマホ、サービス重点競争激化:yomiuri  5月21日
ドコモクラウドが実現する世界:docomo


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