2013年5月9日木曜日

ChromeとAndroido の統合




「Androidが、新しい段階を迎えている。Google内でAndroidの生みの親であるアンディ・ルービン氏がAndroid責任者のポジションから外れ、Chromeの責任者がAndroidの責任者を兼任することになった。AndroidとChromeとの統合が進みそうだ。将来的にChrome OSと統合されるとの見方もある。」ItPro 3月22日

5月1日のBLOGで、昨年買ったスマホのアンドロイドバージョンが2.0であったので、これを4.0にバージョンアップすることで、Choromeが使えるようになった。そのためもパソコンのブックマークや履歴と、スマホのそれを同期化できてスマホが大変使いやすくなったことを書いた。
ユーザーからすれば、スマホはスマホ、タブレットはタブレット、PCはPCそれぞれで使えと言われたら困る。PCを中心にして、そのモーバイル的に使用するタブレット、スマホの利用、ブックマーク、履歴などが出来る限り、互いに連携しながら、それぞれの目的に応じて効率よく使い分けできればいいに決まっている。

それが上記のようにある意味できるように大いに満足していたのである。しかしそもそも今更ながら少し疑問に思うのは、Googleの動きである。Googleは今やパソコンの世界で使われるWeb閲覧ソフトとしてのChromeをそれをIE(インターネットエキスプロラー)と並び、いやすでにそれを追い越したされるものにに育てあげた。Windowsのユーザーの一人としても、今や本家のIEより主にChromeを中心に使っている現状なのだ。

その一方でスマホ・タブレットの分野ではGoogleはAndroidを登場させAppleiPhone、iPadに対抗し、世界のマーケッではそれをれ凌駕するようなものに育てあげている。Andoroidの世界でのアプリの数の多さ、内容の豊富さときたら目を見張るものがある。

そうした中、従来どうしてGoogleはPCWebの分野ではChrome、スマホ・タブレットの分野ではアンドロイドの二本立てでいくだろうと疑問をいだいてきたのだ。
要するにどっちでもいい、ChromeないしはAndroid、名前などどちらでもいいから、それをOSとして一本化、統合してしたらいいのにと思う。そうなればパソコンはWindows、タブレットはAndroid、さらにスマホはiOSというややこしい状況がなくなるのだ。現状そうなって悩んでいる人もいうようだ。

パソコン、タブレット、スマホのOS、ブラウザーが統一されていたら、ユーザにとっては、OSにWindowsか、Chrome(またはアンドロイド)か、iOSかのいずれを選択するのかという選択になる筈であり、結果として、それは総合的な、トータルのハード・ソフトの使い勝手、コストパフォーマンス、性能の良さの競争になるはずだ。

そのユーザー、PCにせよ、タブレットにせよ、スマホにせよ、それぞれ購入する機種の選択に当って、一体その機種、に付いて、なにが使えて何が使えないのかと一つ一つチェックしたり、思い悩む必要はより少なくなるのではないか。

機種選択に当ってその総合的なアプリ選択のため、その3つのどのOS(Windows、Chrome、iOS)のどれを選ぶかの検討となり、より良い選択のための判断基準がより明確になるはずだ。

今回のGoogleのトップ人事からすると、GoogleCEOが否定しているもののどうやらGoogleは、AndroidをChromeOSへ統合する動きと業界消息通は捉えているようだ。いや、ユーザの観点からすると是非そうあって欲しいと望むところだ。

ただ私などパソコンを中心にWindows8というOSを使っているものの、ブラウザーとしてはChromeを中心に使え、しかもそれがスマホなどモーバイル機器でも使えるようになった現状に大きな不満があるわけでない。そうした便宜性をどんどん高めてくれたらいいのだ。

というのもGoogleにせよ、MSにせよ、アップルにせよ、それぞれの生き残りのためには、それぞれのOS、ブラウザー、そしてアプリの開発に当って独自性、革新性の維持とともに、相互乗り入れ、それぞれの互換性をいかに維持するかどうかがもう一つ大きなカギを握っていることなど、言うまでもないことだ。

そうした総合的な観点、戦略的観点からいうならば、Googleが他のニ社より勝っていることは明らかだ。先の例のように、パソコンのOSの違い、スマホのOSの違いにも関わらず、それぞれのパソコン、スマホに機種にChromeというOSを共通して使えるようしたことなどがそうである。

Googleはパソコンの世界では今でもNo1であるMS・Windowsのユーザーを、タブレット・スマホの分野では大量のアップルユーザーの両方を取り込んでいる。それを継続しながら、Googleフアン、ユーザーを独自に開拓していくというのが、もっとも基本的な戦略となっているようだ。

いやこの三社今後OS拡大戦争、ハード・ソフトの拡大競争でどのような動きをしていくのか、その興味はつきない。さらにそれに追随するパソコン、タブレット、スマホメーカの競争がは一体どのように展開されていくのか、興味しんしんなのである。

tad

関係記事:

新しい段階を迎えたAndroid、Chromeと統合か:itpro 
Google、Android責任者をChrome責任者が兼務へ:itpro 
AndroidとChromeの統合の流れについて:facebook 
AndroidとChromeの統合はいつか?:mdn


0 件のコメント: